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【ヤングスター列伝①】疾風怒濤のドリブルマスター/ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)

4/15(月) 22:05配信

SOCCER KING

 サッカー王国ブラジルが、また眩いばかりの才能を持つ選手を生み出した。ラテンアメリカ最大の領土と人口を擁する国で生まれたその男は、ブラジルのみならず、”偉大なる”レアル・マドリードの未来も背負っている。

 全10回に分けてお送りする「リーガ・エスパニョーラ版ヤングスター特集企画」。第1回は、初挑戦となる欧州の舞台できらめきを放っている18歳の超新星、ヴィニシウス・ジュニオールを紹介する。

名前:ヴィニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)
誕生日:2000年7月12日
年齢:18歳
身長/体重:177cm/62kg
主なポジション:左ウイング
リーグ成績:15試合出場1ゴール2アシスト

■レアルでのトップチームデビュー戦は“マドリードダービー”

 2000年、ヴィニシウスはリオデジャネイロ州サンゴンサロで生まれた。5歳からフラメンゴ系列のサッカースクールに通うようになると、5年後にはフラメンゴの下部組織に加入する。ブラジルきっての名門クラブで技を磨いたヴィニシウスは、2017年にプロ契約を締結した。

 2018年、プロデビューを果たしたフラメンゴからレアルに移籍したヴィニシウスは、当初Bチームにあたるカスティージャを主戦場としていた。だが、カスティージャの枠に収まりきらない活躍を見せたことで、トップチームのフレン・ロペテギ監督から声がかかる。

 ヴィニシウスに用意されたデビューステージは、実に華々しいものだった。2018年9月29日に行われたアトレティコ・マドリードとの“マドリードダービー”で出番が巡ってきたのだ。後半88分から出場だったため、ピッチにいたのはわずかな時間だったが、年齢的にはまだ高校生の若者が重要な一歩を踏み出した瞬間だった。

■“恩師”ソラーリの監督就任で状況が一変

“マドリードダービー”後も度々トップチームに招集されるものの、なかなかアピールの機会がなかったヴィニシウス。だが、ライバルであるバルセロナの後塵を拝するチームが、ロペテギ監督の解任とサンティアゴ・ソラーリの指揮官就任を発表したことで、彼を取り巻く状況は大きく変わった。ソラーリは、伸び盛りの若武者をこう評価した。

「彼はまだレアルに来たばかりだが、スキルは毎日上達している。成長するのには、まだ多くの時間があるんだ。最高のチームメイトからも多くを学んでいるね。彼らはヴィニシウスに助言して面倒を見てくれる。価値あることを彼に教えているよ」

 カスティージャの監督を務めていたソラーリは、ヴィニシウスを間近で見ていた、いわば“恩師”。徐々に多くの出場時間を与えられるようになったヴィニシウスは、次第に「攻撃の頼みの綱」と言ってもいいほどの影響力を発揮するようになっていった。

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最終更新:4/15(月) 22:05
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