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「女性の職場」航空会社CAにも変化? ANA、日本人男性を初採用 業界関係者「時代の流れ」

4/20(土) 7:00配信

withnews

政府専用機には男性自衛官も

 世界の航空会社はどうでしょう。香港を拠点とするキャセイパシフィック航空はグループのCA約1万3千人のうち約2千人が男性で、シンガポール航空は7千~8千人のうちの約4割、エールフランス航空は1万2500人のうち33%が男性だそうです。

 ちなみに日本の政府専用機には航空自衛隊の特別航空輸送隊所属の空中輸送幹部と空中輸送員がCAの役割も務め、男性もいます。

 防衛省によると、希望者が選抜試験を受けてなるそうですが、所属人数と男女の内訳は秘密だそうです。3月で引退したボーイング747-400型では、空中輸送員の訓練をJALで行っていたそうですが、4月からボーイング777-300型になったのに伴い訓練をANAで受けているそうです。

荷物の上げ下げに活躍?

 利用者はどう思っているのでしょう。伊丹―那覇線をよく使うという会社役員の男性(60)は「男性もいた方がいいわな。安心できるかもな」と言い、那覇空港にいた主婦(31)は「キャリーバッグを持ち込む人が多いから、力の強い男性がいるといいですね」と話しました。

 先日乗った機内で男性CAについて聞いたところ、若手の女性CAは「男性CAがいると荷物の上げ下げで助かります。お客様の中には、女性CAには言いづらいことを話せるみたいです。雰囲気もいいです」。ベテランの女性CAも「国際線で不審なかっぷくのいいお客様がいる時などは、男性CAがいてくれると安心感がありますね」と話していました。みんな男性CAを歓迎しているようです。

ANAの採用、「いいこと」

 男性CAにも聞いてみました。JALにCAとして18年春に入社し、全国を飛び回っている長澤薫峰さん(23)は、飛行機が好きで、それに関わる仕事に就きたいと思っていたからCAになったそうです。

 ANAの男性CA採用については、「驚きです。私も受けました。今まで採用されていなかったので、いいことだと思います」と述べていました。

 CAの仕事については、「いろんな事情のお客様がいて、それぞれの方にあわせた接客が必要です。すごく難しいんですが、こんなにも『ありがとう』といわれる仕事ってあるのかなぁと思いますね。CAになりたいかもと思ったら『なれるかも』と言ってみるといいですよ。機内で声をかけてくれたら経験をお話しします」と、後輩が続くのを願っていました。

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最終更新:4/20(土) 8:20
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