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緩急効いたテンポで魅了 坊っちゃん劇場「瀬戸内工進曲」開幕 愛媛

4/17(水) 7:55配信

産経新聞

 ■先人たちの努力感じて

 愛媛県東温市の「坊っちゃん劇場」で14作品目となるミュージカル「瀬戸内工進曲」の上演が14日始まった。明治-大正時代に世界屈指の鉱山としてにぎわった別子銅山(愛媛県新居浜市)と大阪が舞台で、鉱山の煙害問題と向き合い、植林事業を進めた二代目総理事、伊庭貞剛をモデルに、仕事や家族との葛藤、恋愛を通して成長する青年の姿を描いている。

 脚本は羽原大介氏、演出は錦織一清氏、音楽は岸田敏志氏、装置は土屋茂昭氏と、国内トップクラスの舞台制作スタッフが手がけた作品で、オーディションで集まった13人の俳優が熱演する。ヒロインの吉田葵さんは同劇場5作目の出演となり、ファンの期待も大きい。

 舞台は緩急の効いたテンポで力強いストーリーが展開する。コーラスやキレのあるダンス、思わず吹き出してしまうギャグやコント風の演出もふんだん。錦織氏は「先人たちの大変な努力のおかげで、今があることを心のどこかで感じてほしい」と話す。

 松山市の40代の主婦は「父の背中を見て成長する息子の姿に心を打たれました。改めて家族で観劇したい」と感想。新居浜市の石川勝行市長は「地元市民はもちろん、全国の人たちに観劇してもらい、別子銅山の歴史を訪ねてほしい」と話した。

 上演は来年3月まで。問い合わせは同劇場(Tel089・955・1174)。

最終更新:4/18(木) 14:56
産経新聞

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