ここから本文です

遅れてきた22歳の実力者・ガリン。新たな注目クレーコーター誕生か【編集部が選ぶ先週の活躍選手】

4/16(火) 6:30配信

THE TENNIS DAILY

現地14日、「ATP250 ヒューストン」(アメリカ・ヒューストン/4月8~14日/クレーコート)男子シングルスで、クリスチャン・ガリン(チリ)がツアー初優勝を飾った。ATP(男子プロテニス協会)によると、チリの選手がATPツアーで優勝するのは10年ぶりだという。

【最新】ATPランキング シングルス(4月15日更新)

現在のATPツアーには20歳のステファノス・チチパス(ギリシャ)や22歳のカレン・ハチャノフ(ロシア)、22歳のボルナ・チョリッチ(クロアチア)など、期待の若手が続々と登場している。直近でも20歳のアレックス・デミノー(オーストラリア)が「ATP250 シドニー」でツアー初優勝を飾り、まだ18歳のフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)がトップ30に肉薄する活躍を見せた。

彼らと比べるとガリンは目立たない存在だったが、彼もまた着々と力をつけてきた22歳だ。2018年の年始にはまだ世界312位で下部大会を中心に戦っている段階だった。それでもその2018年には6度下部大会(うち5大会はクレーコート)で決勝進出。しかも10月には3大会連続優勝と、一気に才能の開花を予感させる活躍を見せ、年末には84位までランキングを上げた。

充分にランキングを上げたガリンは、今年から主戦場をATPツアーへ変更。2月のクレーコート大会「ATP250 サンパウロ」で準優勝といきなり結果を出す。

そして迎えた先週の「ATP250 ヒューストン」。世界73位で出場したガリンは、1回戦で6つのクレーコートタイトルを持つパブロ・クエバス(ウルグアイ)にフルセットの末勝利。2回戦ではジェレミー・シャルディ(フランス)にマッチポイントを5本握られながらもしのいで、3時間を超える激戦を勝ち抜く。

そしてその勢いのまま決勝では20歳のキャスパー・ルード(ノルウェー)に勝利し、ツアー初タイトルを獲得した。

この優勝により、ガリンの世界ランキングは先週の73位から47位へ大幅に上昇。初のトップ50入りを果たした。昨年まで下部大会中心に戦っていた彼が、成長著しい若手のなかで今年どこまで存在感を見せるか注目だ。

【ガリンの「ATP250 ヒューストン」での戦績】
〇1回戦 対 パブロ・クエバス(ウルグアイ) 4‐6、6‐4、6‐2
〇2回戦 対ジェレミー・シャルディ(フランス) 3‐6、7‐6(4)、7‐6(7)
〇準々決勝 対ヘンリー・ラクソネン(スイス) 6‐3、6‐2
〇準決勝 対サム・クエリー(アメリカ) 7‐6(2)、6‐2
〇決勝 対キャスパー・ルード(ノルウェー) 7‐6(4)、4‐6、6‐3

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP250 ヒューストン」で優勝したガリン
(Photo by George Walker/Icon Sportswire via Getty Images)

(c)テニスデイリー

最終更新:4/16(火) 9:02
THE TENNIS DAILY

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事