ここから本文です

ANA、ホノルル行きA380でbills機内食 シュニッツェルが第1弾

4/16(火) 17:02配信

Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)とPR会社のサニーサイドアップ(2180)が運営するレストラン「bills」は4月16日、エアバスA380型機「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」のエコノミークラスで提供する機内食メニューを発表した。就航日の5月24日から成田発ホノルル行きのほか、羽田発便でも提供する。

【ホノルル行きで提供するbills機内食】

◆「世界一の朝食」

 billsは豪州シドニー発祥のレストランで、「世界一の朝食」としてスクランブルエッグなどが人気。豪州や米国、英国、日本などに店舗を展開しており、ホノルルにも大型店を持つ。ANAによると、幅広い世代に認知され、客層が相互に一致することなどから、パートナーに選んだという。


 今回は2種類のメニューを用意し、3カ月ごとに入れ替えて2020年5月31日まで提供する。往路のホノルル行きは夜便で、成田空港を出発するのが午後8時10分と遅いことや、飛行時間が7時間20分と復路より1時間程度短いため、メニューは1種類に絞った。睡眠時間を長く取りたいという、利用者のニーズに応えたという。

 一方、復路は米国西海岸路線と同程度の飛行時間8時間30分で、昼に出発することから、ホノルル発便のエコノミーはメニューを2種類用意する。

 初便就航から提供する1つ目のメニューは、「ポークシュニッツェル」をメインとしたもの。billsの人気メニューであるシュニッツェルをアレンジしたもので、パセリとケッパーを加え、バターとローストレモンを添えた。提供期間は5月24日から8月31日までと、12月1日から2020年2月29日まで。

 9月1日から提供を始める2つ目のメニューは、「グリルドチキン、ココナッツカレーソース」がメイン。店舗で人気の「イエローフィッシュカレー」をベースにグリルチキンを使用し、日本人の味覚に合うよう日本風のカレースパイスと東南アジアの味付けを組み合わせた。提供期間は9月1日から11月30日までと、2020年3月1日から5月31日まで。

◆30-40代女性に照準

 メニューを企画したANAのCEマネジメント室商品企画部の鳥巣(とす)奈美子アシスタントマネジャーは、「家族連れや友人同士などでハワイを訪れることが多い30代から40代の女性がメインターゲット。胃がもたれない、ヘルシーな機内食を目指しました」と話す。

 今回のメニュー開発は、昨年11月に本格化。通常と比べると遅いスタートだったといい、3月30日には成田空港でA380の初号機(登録記号JA381A)を用いて4クラス520席を関係者で満席にし、ファーストからエコノミーまで、実際のサービスでどういった課題が残っているかの検証や、試食した感想を集めたという。

 「男性では、シュニッツェルをお酒の“あて”として食べている人もいました」(鳥巣氏)といい、ボリュームは男性がお腹いっぱいになったと感じるレベルにして、ヘルシーながら食べ応えもあるようにした。

 機内食作りは、グループ会社のANAケータリングサービス(ANAC)が担当。燻製(くんせい)や、上空3万5000フィート(約1万メートル)でも食材の味を引き出せるマリネなどの調理法を用いて、コラボメニューを完成させた。billsとのコラボメニューは成田・羽田発ホノルル行き(A380以外の運航便含む)のエコノミークラスのみで、プレミアムエコノミーはオリジナルメニューを別途用意する。

 また、機内食提供時に客室乗務員が着用するエプロンは、ハワイを意識したホノルル線限定のものを用意する。

 ANAのA380は全部で3機で、すべて特別塗装機。ハワイの空と海、夕陽をイメージし、初号機が青(ANAブルー)、2号機が深緑(エメラルドグリーン)、3号機がオレンジ(サンセットオレンジ)と、1機ごとに色が異なるデザインが採用された。

 初号機が週3往復で5月に就航後、7月1日から2号機を投入して週10往復に拡大。最後の3号機(JA383A)は、2020年度に受領を計画している。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:4/16(火) 18:53
Aviation Wire

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

あわせて読みたい