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アトラクションにショーに買い物に! ド定番から注目スポットまでラスベガスは楽しみ方無限大!!

4/16(火) 0:00配信

Impress Watch

 これまで4回にわたって、ラスベガスの食やアートなどの見どころを紹介してきましたが、最終回の今回は、ラスベガスで絶対に外せないスポットを紹介します。それが、各種アトラクションやショッピング、そしてショーです。

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 ラスベガスの定番の楽しみ方ではありますが、やっぱり外せないものばかりなのです。

■ラスベガスに来たら外せない定番名所「Las Vegas Sign」

 ラスベガスで最も外せない定番の名所、それが「The Welcome to Las Vegas Sign」です。ラスベガスに興味がある人なら、間違いなくどこかで見たことのある看板で、もしかしたら世界一有名な看板かもしれません。

 この看板ができたのは1959年。ラスベガス中心部から南、通称ストリップと呼ばれるLas Vegas Boulevardの中央分離帯に設置されたこの看板は、ロサンゼルス方面から来る客に向けて設置されたものでした。その後、現在にいたるまで設置され、人気観光スポットとなっているのです。

 以前は、本当に道路の中央分離帯に設置されていただけでしたので、近くに寄るのも難しかったそうですが、現在では看板周辺が整備され、駐車場も設けられて、誰でも簡単に訪れて記念写真を撮影できるようになっています。もちろん、超有名な定番スポットですので、いつも記念写真を撮影しようと長い列ができています。それでも、10分ほど待てば問題なく撮影できますので、列が長くてもそれほど気にする必要はないでしょう。

 The Welcome to Las Vegas Signはラスベガス中心部からやや離れた場所にありますので、歩いていくのは少し難しいです。レンタカーかタクシー、Uberのようなライドシェア、またはバスを使うとよいでしょう。ラスベガスで定番中の定番スポットではありますが、一度は訪れることをお勧めします。

■買い物ならここ! 「Las Vegas North Premium Outlets」

 ラスベガスには、中心街付近に多くのショッピングモールがあり、有名ブランドのショップなどがひしめき合っています。もちろん、そういったショッピングモールでの買い物もラスベガスでの楽しみの1つですが、お得にショッピングを楽しみたいなら、やはりアウトレットモールが魅力です。

 ラスベガスには、マッキャラン国際空港の近くとダウンタウン地区の近くの2か所に、大規模なアウトレットモールがあります。そのうち、お勧めしたいのは、ダウンタウン地区の近くにある「Las Vegas North Premium Outlets」です。

 Las Vegas North Premium Outletsには、日本でも有名なブランドのアウトレットショップが多数揃っている、日本人観光客の間で人気のアウトレットモールです。ファッション、グッズ、フードなど160を超える店舗が存在している、かなり巨大なモールですので、目的のブランドのショップもまず間違いなく存在していると考えてよいでしょう。実際に訪れてみても、いたる所から日本語が聞こえてきます。もちろん、日本以外の観光客もたくさん訪れていますので、いつ行ってもにぎわっているという印象です。そして、アウトレットモールですので、お店に並んでいる商品は基本的にラスベガス中心街のショップよりもお安くなっています。

 そして、ラスベガス中心街から少し離れているとは言っても、ラスベガスのストリップ地区からでもクルマで20分ほどで到着できますので、アウトレットモールとしては非常にアクセスしやすいのです。タクシーやバスなどを使っても簡単にアクセスできますので、ラスベガスで有名ブランドの商品をお得に購入したいというのであれば、Las Vegas North Premium Outletsは最適でしょう。

 ちなみに、アウトレットモールの形態としては、日本のアウトレットモール同様の屋外型となっています。冬や春、秋など、比較的過ごしやすい時期なら、ゆっくりお店を巡るのも問題ないと思いますが、乾燥した高温となる夏場は、こまめな水分補給はもちろん、帽子をかぶるなど、熱中症対策が必須となりますので注意してください。

■ちょっとしたスリルが味わえる「SlotZilla Zip Line」

 ラスベガスのダウンタウン地区は、「Freemont Street」という目抜き通りを中心に栄えています。そして、このFreemont Streetの最も中心的な場所には、長さ約450mのアーケードが架けられていて、屋根に仕込まれた1250万個のLEDを使った映像アトラクション「Fremont Street Experience」が連日行なわれています。ただ、今回紹介するのは、Fremont Street Experienceではありません。Fremont Street Experienceが行なわれているアーケードにある、もう1つのアトラクションです。それが「SlotZilla Zip Line」です。

 SlotZilla Zip Lineは、長く渡されたワイヤを、滑車を使って滑走するという、アスレチック的なアトラクションです。高さ77フィート(約23.5m)で、椅子に座ったように滑走する「Zipline」と、高さ114フィート(約34.7m)で、寝そべった形で滑車に吊されて、アーケードの端から端まで1750フィート(約533m)の距離を滑走する「Zoomline」の2種類が用意されています。今回は、距離の長いCoomlineを実際に体験しました。

 まずは、発射台に向かいます。途中までエレベーターで上がり、そこで滑車に接続される専用のスーツを着込んでヘルメットを装着します。その後、発射台まで階段を上り、ベッドのような場所に寝そべると、係員がスーツを滑車に接続。この時点では目の前に壁があって、その先がどうなっているのかほとんど見えないのですが、カウントダウンとともに壁が下がって目の前にFreemont Streetのアーケードが広がり、寝そべっていたベッドも下に降りて宙づりとなります。そして、カウントゼロとともに滑走スタートとなります。

 滑走中も寝そべったままの体制ですので、まるで空を飛んでいるかのような感覚です。速度は最高で時速40マイル(時速64km)になるそうですが、結構な高さを滑空することもあって、そこまでの速度は感じません。また、最初は高さが恐いのでは、とも思ったのですが、アーケードで比較的閉鎖された空間を滑空するためか、高さについても恐いとは感じませんでした。そして、アーケードにいる大勢の人から手を振られるのですが、それがまた気持ちがよいのです。こちらも手を振って返したり、スーパーマンやウルトラマンのようなポーズで滑空するのも、とても楽しいと感じました。

 滑空距離は500m超とかなりの長さですが、1分とかからず終点へと到着します。あっという間のアトラクションではありますが、気持ちのよさは格別でした。高所恐怖症の人には、かなりハードルが高いアトラクションかもしれませんが、ちょっとしたスリルを楽しみたいという人には、絶好のアトラクションと言えるでしょう。

■言語不要で楽しめる、シルク・ドゥ・ソレイユのショー「KA」

 カナダのエンタテイメント集団、シルク・ドゥ・ソレイユ。日本でも人気が高く、毎年のようにツアーショーが訪れていることでも知られています。そのシルク・ドゥ・ソレイユの常設ショーが、ラスベガスでは6公演も行なわれているのです。今回のツアーでは、そのなかでも人気の高い、巨大リゾートホテル「MGM Grand Las Vegas」で開催されている「KA」を楽しみました。

 KAの公演が始まったのは2004年です。すでに公演開始から14年以上経過しているにもかかわらず、根強い人気を誇っています。その最大の理由が、大迫力の舞台装置で、超絶アクションが繰り広げられるという点でしょう。こればかりは、実際に体験しないことには分からないのですが、水平になったり垂直になったり、ぐるぐると回転する舞台の上で縦横無尽に演技するアクターたちの技量のすごさに圧倒されます。

 そして、シルク・ドゥ・ソレイユの多くのショーに共通するのですが、言語不要で楽しめるという点も、大きな魅力です。ラスベガスで開催されているショーでは、高い英語能力が求められるものも少なくありません。しかしシルク・ドゥ・ソレイユのショーの多くは、劇中に言葉はほとんど使われません。つまり、英語ができなくても問題なく楽しめるのです。演技のみで楽しませる、まさに究極のエンタテイメントなのです。

 ところで、KAの公演が行なわれている専用ホールには、近年VIPルームが用意されました。このVIPルームには、7席の観覧席と、ドリンクや軽食を楽しめるソファなどが用意され、グループや家族のみでKAを楽しめるようになっています。しかも、ショーの内容などを解説してもらえたり、実際にショーに出演するアクターが部屋を訪れて記念撮影できるという、まさにVIP待遇が受けられる部屋なのです。今回は、このVIPルームでKAを楽しめるという、またとない機会に恵まれました。

 さらに、KAに出演している日本人アクターの高橋典子さんがVIPルームを訪れてくれました。高橋さんは、バトントワリングの元世界王者で、KAには公演開始から現在まで、年間460公演を14年間休みなく出演しているそうです。しかも、KAのなかでもメインと言っても過言ではない重要な役を任されています。

 高橋さんは「最初は2年で帰るよ、といって出てきたんですが、明日はもっとよい演技ができるんじゃないかと考えながら今日まで続いています。もちろんお客さまに来ていただいて喜んでいただくことが、非常に充実感があってうれしいですし、また次につつながると考えて頑張っています」とコメントしてくれました。そして、劇中では高橋さんがソロで演技を行なうシーンがあるのですが、その演技はまさに圧巻の一言で、劇場全体が高橋さんの演技にひき込まれていました。そんな高橋さんとお会いできる機会が得られたというだけでも、忘れられないひとときとなりました。

 VIPルームは、通常のチケットと比べると高価ではありますが、驚くほど高価というわけではありません。シルク・ドゥ・ソレイユのショーを、ちょっと贅沢に楽しんでみたいという場合には、このVIPルームのチケットがお勧めです。間違いなく、忘れられないひとときを過ごせるはずです。

 そして、当然ながら通常のチケットでもショーは思う存分楽しめます。そして、シルク・ドゥ・ソレイユ好きであれば、時間の許す限り、KA以外のショーも必見です。

■世界最大の観覧車「High Roller」

 ラスベガスには、世界一と呼ばれるものがたくさん存在します。そのうちの1つが、2014年に完成した世界最大の観覧車「High Roller」です。高さ550フィート(約167.6m)、直径520フィート(約158.5m)の大きさは、現在でも世界最大の地位を維持しています。観覧車の周囲には、球状のキャビンが28個取り付けられていて、それぞれのキャビンに最大40人が搭乗でき、30分で1周となります。

 High Rollerは、日中から深夜まで営業していますが、やはり搭乗するのはラスベガスのきらびやかな夜景が楽しめる夜が断然お勧めです。今回も夜に搭乗してきました。

 キャビンは定員が40人ですが、確かに40人が楽に搭乗できるほどの巨大なものです。そして、ゆっくりとキャビンが上昇し、徐々にラスベガスの夜景が目の前に広がっていきます。10分ほどすると、目の前のホテルよりも高い位置に到達して、まさにラスベガスの夜景が一望できるようになります。ライトアップされたホテルの建物や、きらきらと光るネオンサイン、そして奥に見えるリゾートホテル「Bellagio Las Vegas」の噴水ショー。非日常の世界が目前に広がって、しばらくその景色に見とれてしまうほどの感動を覚えました。筆者はラスベガスには仕事で毎年のように訪れていますが、ゆっくりと夜景を楽しんだことはほとんどありませんでしたし、ホテルの建物よりも高い場所から眺めたことは一度もありませんでした。今回、改めてラスベガスの夜景の素晴らしさを堪能できて、とても貴重な時間となりました。

 このHigh Rollerでは、普通に観覧車として楽しむだけではなくて、キャビン内でカクテルを楽しんだり、ヨガ教室が開かれるというように、定期的にさまざまなイベントが開催されているそうです。また、High Rollerで結婚式を行なうプランも用意されているそうなので、興味のある人はぜひチェックしてみてください。

■VRヘッドセットでスター・ウォーズの世界を疑似体験!「The VOID at Grand Canal Shoppes」

 ベネチアをモチーフとしたリゾートホテル「The Venetian Resort Las Vegas」に併設されているショッピングモール「The Grand Canal Shoppers」。そのなかに、大人気アトラクション施設があります。それが「The VOID at Grand Canal Shoppes」です。

 The VIODは、世界各地で映画を題材としたVR(バーチャルリアリティ)アミューズメント施設を展開しています。そしてラスベガスでは、日本でも非常に人気の高い、スター・ウォーズを題材としたアトラクションが楽しめます。

 The VOID at Grand Canal Shoppesで楽しめるVRアトラクションは「Star Wars: Secrets of the Empire」です。参加者は、最大4人で1つのチームを組み、反乱軍の一員としてある指令を遂行します。その指令とは、帝国軍兵士「ストームトルーパー」に変装して惑星Mustafarの帝国軍基地に潜入し、帝国軍の野望を打ち砕くと、いったものです。いかにもスター・ウォーズらしい内容です。

 The VOID at Grand Canal Shoppesの最大の魅力は、VRヘッドセットを装着することで、スター・ウォーズの世界を疑似体験できるという点です。施設に入ると、その時点ですでにスター・ウォーズの世界に入り込んだかのような雰囲気です。プレー時には、専用バックパックとVRヘッドセットを装着しますが、その直後から目の前にスター・ウォーズの世界が広がります。そして、手にはブラスター(大型の銃)を持ち、スター・ウォーズの世界を歩いたりしゃがんだりしながらのプレーとなります。

 詳しい内容については省きますが、謎解きあり敵との戦闘ありと、非常に起伏に富んでいます。そして、何より驚かされるのがその非常に高い臨場感です。VRの世界ではあるのですが、比較的自由に動き回れることもあって、実際にその場にいるかのような臨場感が味わえるのです。コンテンツ制作は、The VIODと、スター・ウォーズを制作した「ルーカスフィルム」、ルーカスフィルム傘下のVRスタジオ「ILMxLAB」が協力して行なっていますので、スター・ウォーズの世界観が忠実に再現されています。ファンも納得の内容と言ってよいでしょう。多少の英語力は必要ですが、グループに1人でも高校生レベルの英語力のある人がいれば、ほぼ問題ないでしょう。スター・ウォーズのファンはもちろん、VRアトラクションに興味があるなら、ぜひとも試してみてもらいたいです。

■エンタテイメントを楽しみながらのディナーが魅力の「Lakeside」

 さて、今回のツアーで最後に訪れたのが、リゾートホテル「Wynn Las Vegas」にあるレストラン「Lakeside」です。このLakesideは、ショーを楽しみながら食事を楽しめるという、エンタテイメント性に富んだレストランなのです。

 Lakesideという名前を体現するように、レストランの目の前には池が広がっています。そして、その池でプロジェクションマッピングなどのさまざまな映像技術を駆使したショーが繰り広げられます。時間は3分程度と短いものですが、カエルや女性のシルエット、球体などが登場したり池の色が変化したりと、コミカルに客を楽しませてくれます。30分ほどの間隔でショーが繰り広げられますので、食事とショーのどちらも飽きずに楽しめます。

 ここだけを見ると、Lakesideはショーが行なわれる奇抜なレストランと感じるかもしれません。しかし、提供されるメニューのレベルが非常に高いという点も大きな特徴です。シーフードは、ハワイをはじめ世界各地から新鮮な最高級食材を仕入れて提供しているそうですが、アラスカキングクラブや牡蠣、エビなどが盛り付けられたシーフードプラッターは、どれも絶品の美味しさでした。また、ロブスターのグリル、ドライエイジングビーフのステーキ、仔羊のソテーなども、ラスベガストップクラスと言ってよいほどの味わいでした。ショーだけでなく、料理の完成度も非常に高く、メニューにとことんこだわった本格的な高級レストランと感じました。そして、充実したツアーを締めくくる、最良の夜となりました。

 今回のラスベガスツアーは、筆者がこれまで体験できていなかったラスベガスの魅力が満載で、とても充実した内容でした。とはいえ、今回紹介してきた食事やアート体験、アトラクションなども、ラスベガスのごく一部の要素でしかありません。これら以外にも、ラスベガスにはさまざまな魅力が詰まっています。ラスベガス=ギャンブルの街、という考え方は古いのです。子供から大人までエンタテイメントを楽しめる街、それがラスベガスなのです。もし今回の記事で興味が沸いたら、ぜひ一度訪れてみてください。

トラベル Watch,平澤寿康

最終更新:4/16(火) 0:00
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