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Windows Updateの“更新遅い”問題を改善したい!――Windows Server 2016の場合

4/16(火) 11:40配信

@IT

その他の影響(1)- 未完の自動クリーンアップタスク

 先ほど少し触れ、次回説明予定の「コンポーネントストアのクリーンアップ」は、システムに定義済みの「\Microsoft\Windows\Servicing\StartComponentCleanup」タスクでアイドル時間に自動実行されます。そのため、運用サーバであれば、タスクが定期的に自動実行され、コンポーネントストアが健全な状態に保たれ、その結果としてWindows Updateがスムーズに進むのではと筆者は想像しています。

 しかし、このタスクは実行開始から1時間でタイムアウトとなり、終了してしまうため、稼働時間が短いサーバではコンポーネントストアが不健全な状態になり、手動で解消するとしても長時間かかってしまうことになるのではないかと疑っています。手動で解消する方法については、次回説明します。

 もう一つ、Windows Server 2016のデスクトップエクスペリエンス環境では「\Microsoft\Windows\DiskCleanup\SlientCleanup」タスクが、Windows Updateの処理時間に影響を与える可能性があると感じています。

 Windows Updateを実行中に「なんだか時間がかかる」と思い、「タスクマネージャー」(Taskmgr.exe)を開いてみたら、「プロセス」タブで「Windows用ディスククリーンアップマネージャー」という名前、「詳細」タブでは「cleanmgr.exe」のプロセスが動作しているのを何度か目にしたことがあるからです。こちらのタスクもアイドル時に自動実行され、1時間のタイムアウトで強制的に終了します。

 このタスク(プロセス)が実行されているのを見たら「タスクスケジューラ」(Taskschd.msc)でタスクを強制終了することで、Windows Updateの方を時短できるかもしれません。なお、Server Coreインストールには「\Microsoft\Windows\DiskCleanup\SlientCleanup」タスクが登録されておらず、システムファイルとして「cleanmgr.exe」も存在しないため、このタスクがWindows Updateに影響することはありません。

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最終更新:4/16(火) 11:40
@IT

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