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マー君 痛恨の満塁被弾 5回途中5失点で今季初黒星「外角低め一辺倒」が見切られた

4/16(火) 5:30配信

スポニチアネックス

 ◇ア・リーグ ヤンキース2―5ホワイトソックス(2019年4月14日 ニューヨーク)

 ヤンキース・田中将大投手(30)が14日(日本時間15日)、今季初黒星を喫した。ホワイトソックス戦に先発し、4回0/3を7安打5失点だった。3回までは6奪三振無失点の好投を見せていたが、打者2巡目を迎えて、我慢比べに屈した形となった。

 紙一重の我慢比べだったに違いない。2―0の4回1死二塁から、田中は辛抱強く低めへスプリットとスライダーを配した。だが、4番アロンソ、5番ジメネスのバットは最後で動かない。連続四球で満塁とし、6番アンダーソンに抜けて真ん中に入ったスプリットを右中間への逆転グランドスラムとされた。

 「2回り目は我慢強くやられた。ゾーン外は我慢できてた。苦しくなったところで痛打された。相手を上回ることができなかった」

 ここまで3戦全て1自責点だったが、まさかの逆転満塁弾。続く5回も1死も奪えず満塁とし、ベンチからタオルが投げ込まれた。

 3回まで2安打無失点、6奪三振。スライダー、スプリットともに切れ、上々の立ち上がりだった。打者2巡目から、ホ軍のアプローチの変化に屈した。裏を返せば、自らの投球に伏線がなかった。「投げるボールが外角低めへ、一辺倒だった。待ちやすく、見切りやすかったんじゃないか」。正捕手サンチェスは離脱し、捕手は今季初バッテリーの日系4世ヒガシオカ。アクセントとなる高め直球は鳴りを潜め、外角低めに踏み込まれ、ゾーン外は見送られた。

 満塁被弾は昨年4月11日以来1年ぶり4本目。勝負どころの嗅覚を備える右腕がしくじった。「もう少し工夫して投げられれば良かった」。短い言葉に雪辱の思いがにじんだ。(後藤 茂樹)

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