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20卒採用も「売り手市場」続く 「内々定辞退対策」も加速

4/16(火) 14:02配信

ITmedia ビジネスオンライン

 大学生の新卒採用数は前年よりも増やす? マイナビが新卒採用を行う国内企業に聞いたところ、文理ともに「増やす」と答えた企業が「減らす」と答えた企業を9年連続で上回った。2020年卒学生の採用予定数は19年卒の入社予定数と比べて平均15.4%増と、学生優位の売り手市場が続いている。

【画像】内々定辞退対策で何をする?

 文系大学生の採用予定数を「増やす」と答えた企業は29.9%で、「減らす」と答えた企業(5.7%)を大きく上回った。「前年並み」と答えた企業も50.7%と半数を超えた。

 業種別で見ると「増やす」と答えた企業が最も多いのは「サービス・インフラ」で36.3%。次いで「小売」(35.4%)、「商社」(29.2%)、「建設業」(28.0%)だった。

 一方、理系大学生の採用予定数は「前年並み」が最多で50.2%。「増やす」も31.0%と3割を超えたが、前年よりも3.3ポイント減少した。「減らす」と答えた企業は4.1%だった。

 採用枠を「増やす」と答えた企業が最も多い業種は「建設業」(40.7%)で、「(建設を除く)製造業」(37.4%)、「ソフトウエア・通信」(34.1%)も3割を超えた。その後「小売」(28.3%)、「サービス・インフラ」(26.1%)と続いた。

スケジュールは前倒し傾向

 採用活動を行う期間は60.2%の企業で前年と同期間となる予定だが、エントリーシートの結果通知や適性検査・筆記試験を始める時期のピークが3月上旬に早まるなど、スケジュールは前倒し傾向にある。面接の開始を「早める」と答えた企業も全体の30.5%と3割を超えた。

「内々定辞退」の対策は?

 内々定出しを始めるピークは前年同様4月だが、2~3月に内々定を出す企業も増えている。スケジュールの前倒しに合わせて、内々定辞退の対策に早期から取り組む企業も増えており、具体的な対策として「懇親会」(75.1%)、「誓約書の提出」(50.1%)、「定期的なメール連絡」(39.5%)、「人事との面談」(36.5%)などが上がった。

 調査は2019年2月13日から3月6日に、新卒採用実績のある国内企業を対象に実施。1541社から回答を得た。

ITmedia ビジネスオンライン

最終更新:4/16(火) 14:02
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