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七十七銀行・青木益未、夢舞台へまずアジア女王だ…陸上アジア選手権21日開幕

4/17(水) 6:06配信

スポーツ報知

 陸上のアジア選手権(21~24日、カタール・ドーハ)女子100メートル障害に、七十七銀行(仙台市)所属の青木益未(25)が出場する。昨年のジャカルタ・アジア大会(5位)に続く国際大会で、今秋に同会場(ハリファ・スタジアム)で行われる世界選手権と、来年の東京五輪につながる重要な一戦。今季最初の大一番でアジアのライバルに勝ち、飛躍の1年につなげることを誓った。

 夢の東京五輪出場へ、勝負のシーズンが始まった。青木は2月の大阪室内陸上60メートル障害から始動し、3月のオーストラリア合宿中には大会に出場して13秒43を記録。今月6日に筑波大で行われた記録会にも出るなど、積極的にレースを経験した。「これまで4月に大きな大会はなかった。いつもとは(調整が)違うけど、1月の終わりに軽いぎっくり腰になった以外は順調です」と笑顔を見せた。

 アジア選手権を制すれば「アジア王者」として秋の世界選手権の参加資格を手にすることができる。日本陸連も大会優勝者には、6月の日本選手権(福岡)優勝か強化委員会推薦での世界選手権出場を認めるなど、他の選考レースよりも重要な位置付け。青木は「記録も大事だけど、この大会は勝つことが第一。強い選手が揃うけど、優勝を目指します」と力を込めた。

 冬場は新しい挑戦をした。これまでは母校・環太平洋大などで練習してきたが、今年は都内のナショナルトレーニングセンター(NTC)で調整。障害短距離の第一人者で国際武道大の桜井健一氏(42)に師事し、同じNTCで調整していた男子110メートル障害代表の金井大旺(23)=ミズノ=、高山峻野(24)=ゼンリン=にもアドバイスを求めた。「参考になったこともたくさんある。嫌いな練習も考えながらすることができた」と手応えをつかんでいる。

 1年後に迫った東京五輪には日本記録(13秒00)を大幅に上回る、国際陸連が定める参加標準記録12秒84を出すか、世界ランクで上位に入る必要がある。国際大会で結果を出すことは、現在64位の青木にとってランクを上げることと、高いレベルの大会に出場できる契機を増やすことにつながる。「今は自己ベスト(13秒17)を超える13秒0台は出せる感触はある。その中で12秒も目指して行きたい」。シーズン最初の大一番で、東京五輪への道を切り開く。(遠藤 洋之)

 ◆青木 益未(あおき・ますみ)1994年4月16日、岡山市生まれ。25歳。七十七銀行所属。福田小5年で陸上を始める。創志学園高1年時の10年高校総体100メートル優勝。3年時から100メートル障害に本格的に取り組む。14年仁川アジア大会400メートルリレー銅。18年に日本選手権100メートル障害を優勝し、同年ジャカルタアジア大会同5位。世界ランク64位。自己ベストは13秒17。167センチ、61キロ。家族は母、姉。

最終更新:4/17(水) 7:09
スポーツ報知

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