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東京五輪金ラッシュの「スーパーサタデー」&「ゴールデンサンデー」…8月1、2、8日

4/17(水) 6:06配信

スポーツ報知

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は16日に都内で会見を行い、五輪33競技339種目のうち、ボクシング13種目を除く全競技の日程を発表した。最大の特徴は、週末となる8月1、2、8日の3日間に日本のメダルが期待される種目や世界的注目競技の決勝が集中したこと。組織委では大会の盛り上げを図って土曜日の8月1、8日を「スーパーサタデー」、日曜日の同2日を「ゴールデンサンデー」とネーミング。立て続けの金ラッシュに世界が沸く黄金の3日間となる。

 2020年東京五輪は「アツ過ぎる週末」が最大の売りとなりそうだ。組織委は16日に競技日程の詳細を発表。大会中盤の8月1、2日と終盤の8日の計3日間で、注目種目の決勝が集中する。組織委は8月1、8日の土曜日を「スーパーサタデー」、同2日の日曜日を「ゴールデンサンデー」と独自にネーミング。5月から始まる大会チケット発売の抽選申し込みを見据え、大会全体の鍵を握る3日間と位置づけた。

 最初のヤマ場は1日の「スーパーサタデー」。決勝計21種目が開催される。現・世界ランク1位・大坂なおみ(21)=日清食品=への期待が大きいテニス女子シングルス決勝、初採用の柔道混合団体などがあり、金ラッシュの可能性は高い。2日の「ゴールデンサンデー」は、期間中で2番目に多い26種目の決勝。五輪の花形・陸上の男子100メートル決勝のほか、白井健三(22)=日体大大学院=が金メダル候補の体操男子・種目別の床、錦織圭(29)=日清食品=のテニス男子シングルス決勝。マスターズで復活Vを遂げたタイガー・ウッズ(43)=米国=、松山英樹(27)=LEXUS=らの出場が見込まれるゴルフの決勝ラウンドが行われる。

 大会終盤にもう一丁ある。閉会式の前日となる8日の「スーパーサタデー」には、期間中最多30種目の決勝がラインアップ。「侍ジャパン」の野球、NBAのスター集団・米国が金メダル大本命のバスケットボール男子、サッカー男子など球技の大一番がそろった。

 「スーパーサタデー」「ゴールデンサンデー」は組織委幹部が命名。12年ロンドン五輪で最注目の1日が「スーパーサタデー」と呼ばれていたことをヒントに、世間の注目を集めるために発案されたという。同幹部は「言葉をきっかけに、これから始まるチケット販売にも興味を持っていただければ」と期待を寄せた。

 組織委は、この3日間以外にも毎日20種目前後の決勝を配し、全体的に盛り上がりを保つよう工夫した。この日の発表会見には、室伏広治組織委員会スポーツディレクター(44)、柔道男子日本代表の井上康生監督(40)、ソフトボールの宇津木麗華監督(55)が出席。井上監督は「日程に名前を付けて盛り上がってもらえるようにするのはいいことですし、楽しみ。競技を行う方としてはちょっと緊張しますけどね」と笑みを浮かべた。(樋口 智城)

 ◆8月1日(土)のみどころ

 1日はラケット競技に金メダルの期待がかかる。テニスは女子シングルス決勝を実施。現・世界ランク1位の大坂なおみは、テニスの男女通じ五輪初の金メダルを手にできるか。バドミントンは男子ダブルス決勝を実施。18年世界選手権銀メダルの園田啓悟(29)、嘉村健士(29)=ともにトナミ運輸=組が、バドミントンで日本男子初となる五輪制覇へ挑む。

 陸上男子100メートル予選にも注目だ。16年リオ五輪男子400メートルリレーで銀メダルに輝いた山県亮太(26)=セイコー=、桐生祥秀(23)=日本生命=らに加え、米フロリダ大で活躍するサニブラウン・ハキーム(20)ら着々と選手層は厚みを増している。東京五輪の参加標準記録はリオの10秒16から大幅に上がって10秒05に設定され、激しい争いは必至。予選から9秒台が続出するような、ハイレベルなレースが期待される。

 ◆8月2日(日)のみどころ

 2日は何と言っても最大の見どころは山県、桐生らが代表を目指す陸上の男子100メートル決勝。東京で最速の男の称号を得るのは誰なのか。全世界の注目が集まるだけに、チケットの争奪戦も熾烈(しれつ)なものになりそうだ。

 競泳でも男子・塩浦慎理(27)=イトマン東進=と女子の大本里佳(21)=イトマン=が出場を目指す50メートル自由形や男女400メートルメドレーリレー決勝が組み込まれ、盛り上がり必至だ。

 メダルラッシュの期待がかかるバドミントンも、女子単の決勝と、男子単の準決勝がこの日に開催される。男子の桃田賢斗(24)=NTT東日本=、女子の奥原希望(24)=太陽ホールディングス=、山口茜(21)=再春館製薬所=らが大いに沸かせてくれるだろう。テニスは男子単が決勝を迎える。錦織の悲願の金なるかが焦点となりそうだ。

 ◆8月8日(土)のみどころ

 8日はサッカー、バスケットボール、野球、バレーボールなど男子の団体種目の決勝が集中する。日本代表では野球が、1984年ロサンゼルス五輪(公開競技)以来の金メダル獲得となるか、注目が集まる。サッカーは決勝に進めば、史上初の快挙。

 その他、バスケットボールはNBAのスター集団・米国が08年北京五輪から4連覇に期待が高まる。その他、スペイン、フランス、セルビアなど強豪国が優勝に挑む。バレーボールは前回王者で世界ランク1位のブラジル、同2位の米国が決勝に残る可能性が高い。

最終更新:4/18(木) 15:39
スポーツ報知

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