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【特集】崩壊しそうでアスベストむき出しの「廃墟マンション」に住民困惑 いつまでこのままの状態?

4/16(火) 13:07配信

MBSニュース

滋賀県野洲市では、ボロボロの今にも倒れてきそうなマンションが問題となっています。建物にはアスベストが使用されていたことも発覚し、付近の住民が頭を悩ませています。

今にも崩れそうな廃墟マンションに住民不安…所有者はどこに

滋賀県野洲市。交通量の多い国道沿いにある鉄骨3階建てのマンションがありますが…

「正面の外壁がすべて崩れ落ちてしまっていて、中が丸見えになっています」(記者リポート)

室内の布団は外にはみ出し、階段は途中から崩れ落ちていて、とても人が住めるような状態ではありません。マンションのすぐ近くに住むAさんは、今にも崩れそうなボロボロのマンションに不安を募らせています。

「怖い、一番怖い、落ちてくるのは。台風のときはひどかったよ。飛んできたよ。トタンが、ビャーンと」(Aさん)

このマンションは40年以上前に分譲用として建てられたものですが、10年ほど前からは誰も住んでいない空き家になっていたといいます。廃墟となったマンション。それにしても、どうしてこんなにボロボロになってしまったのでしょうか。

去年6月に大阪北部を中心に最大震度6弱を記録した大地震。さらに9月、関西を直撃した台風21号の影響でマンションの外壁が崩れ落ち、今のような状態になったといいます。マンションの周りには、がれきやトタンが放置されたままです。

このマンションの所有区分は9つありますが、それぞれの所有者はすでに死亡したり、遠くに引っ越したりしています。うち1つは会社が所有していますが、すでに倒産し連絡が取れない状態だということです。マンションの近所に住むAさんも…

Q.管理されていないマンションについてどんなお気持ち?
「腹立たしいけどしょうがないわね。どうしようもならんし」(Aさん)
Q.誰に対して腹立たしい?
「それは一人一人の持ち主よね。不衛生だし外見も悪いしね、野洲の恥じゃない?」

マンションの解体に踏み切れないわけは

3月末、マンションの状態を調べるため滋賀県が立ち入り調査を行いました。取材班は、この時立ち会っていた所有者の1人に話を聞くことができました。

「私は所有者の子どもになります。所有者亡くなったもんですから。全く知らなかったですね。つぶしたいというのはありますけど、全ての方の合意がないとだめなようですから。どうしたらいいのかがわかりません」(所有者の1人)

所有者全員の合意を得なければマンションの解体に踏み切れないという男性。では、危険なままのマンションを放置することについて、空き家対策を担う野洲市はどう考えているのでしょうか。

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最終更新:4/16(火) 13:13
MBSニュース

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