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うどんvsそば 6勝4敗でうどんの勝ち、そのワケとは

4/16(火) 6:00配信

アーバン ライフ メトロ

なぜこんなに差が開いているのか

 日本の「国民食」として、老若男女問わず多くの人に愛されているうどんとそば。街を歩くと老舗から大手チェーン、気軽な立ち食いまでさまざまなスタイルの店舗が目に入ってきます。

「うどん」と「そば」の差がひと目で理解できるグラフ

 そんなうどんとそばですが、身近で、同じ麺類ということもあり、何かと比較されがち。しかし、外食と中食(調理済み食品を自宅で食べること)で選ばれる数は、うどんが大きく上回っているのをご存知でしょうか。

 調査会社「NPD Japan(エヌピーディー ジャパン)」(港区高輪)のデータによると、日本全国で、外食もしくは中食のメニューとしてうどんが選ばれるのは、100回のうち「2.43」回であるのに対し、そばはそれより約4割少ない「1.54」回にとどまっています。いわば、うどんの「6勝4敗」といった状態なのです。

 なぜこのような差が開いているのでしょうか。同社のシニアアナリストで、外食産業に詳しい東さやかさんは次のように話します。

「業態の事情によるものです。ファストフードやファミリーレストラン、回転寿司などのチェーンの場合、セットや子ども向けメニューでそばを選ぶことができず、うどんだけというケースが多いのです。

 特に子ども向けメニューの場合、両親がアレルギーを気にし、子どもにそばを食べさせないことがあり、店側もうどんのみの対応を行う傾向が強くなっています。また、キッチンでうどんとそば両方を調理すること自体も、そのようなリスクをともないます。

 スーパーマーケットにおいても、うどんが選ばれています。こちらも店内で調理を行う場合のアレルギー表示を気にしているためです。コンビニなどのようにベンダー(商品の供給業者)を使い分けにくいことも背景にあります。また品質の問題として、そばは作り置きで品質を保つのが難しいことも関係しています」

 ちなみに調査の範囲を首都圏に絞ると、うどんは「2.1」、そばは「1.88」と、日本全国の調査と比べて、その差は小さくなっています。

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