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忌野清志郎さんの未発表音源見つけた 間寛平に提供の「ジャングル・ジム」

4/16(火) 4:00配信

スポーツ報知

 09年5月にがん性リンパ管症のため亡くなったロック歌手・忌野清志郎さん(享年58)の未発表音源が見つかったことが15日、分かった。

 01年に間寛平(69)に提供した「ジャングル・ジム」(ミニアルバム「ジャングル野郎」に収録)のCD―R(書き込み可能なCD)で、清志郎さん本人が歌っているもの。今年で最後になる5月4日のライブイベント「忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー 日比谷野外大音楽堂Love&Peace」の打ち合わせをする中、事務所スタッフがCD―R、歌詞ノート(名義は「ラフィータフィー」)を探し出した。

 この曲はもともと、清志郎さんが「いい曲があるからタイアップを付けてくれ」と希望し、00年末から01年初頭にかけて制作。レコーディングスタジオではなく、プライベートスタジオで録音された。反戦や反核、反原発を歌ったカバーアルバム「COVERS」(88年)が発売中止になり、自主規制したレコード会社、ラジオ局と徹底抗戦したことがあるが、この曲も「アメリカからの電話で 軍隊を作れと 言ってきた 世界のトップに座っても そんな電話が 鳴るだけさ」という痛烈な歌い出しで始まる。そのため、タイアップは決まらず、親交のある寛平に楽曲提供された。

一切手を加えず CD―Rは、5月4日のライブイベント当日に会場限定で販売されるパンフレットに収録される。一切の手を加えていないため、清志郎さんの息づかいが聞こえてくるかのような錯覚を受けるほど。

 清志郎さんは06年に喉頭がんを発症。08年2月に復帰したが、その後も病と闘いながら、歌うことにこだわり続けた。多くのミュージシャンや俳優、著名人に愛された“キング・オブ・ロック”。5月2日に逝去から10年を数えるが、その歌声は、今なお色あせることはない。

 ◆先行予約販売
 ビクターオンラインストア(https://victor-store.jp/kiyoshiro/)ではライブに来られないファンのため、数量限定でCD―R付きパンフレットを先行予約販売する。

 ◆忌野 清志郎(いまわの・きよしろう)1951年4月2日、東京・中野区生まれ。66年、小林和生、破廉ケンチとRCサクセションの前身バンド「ザ・クローバー」結成。都立日野高に進学し、在学中の68年にRCサクセション結成。70年「宝くじは買わない」でデビュー。71年に仲井戸麗市と出会う(仲井戸は78年から参加)。72年「ぼくの好きな先生」、80年「雨あがりの夜空に」がヒット。91年に無期限活動休止。絵画でも活躍した。

最終更新:4/16(火) 4:00
スポーツ報知

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