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塾弁リクエストは「スープ」!週3回のスープ作りがくれた意外な楽しみ【クックパッド初代編集長・小竹貴子のエッセイ連載】

4/16(火) 20:00配信

クックパッドニュース

クックパッド初代編集長であり、自他共に認める料理好き・小竹貴子のエッセイ連載。誰にでもある小さな料理の思い出たちを紹介していきます。日常の何でもないひとコマが、いつか忘れられない記憶となる。毎日の料理が楽しくなる、ほっこりエピソードをどうぞ♪

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「お弁当よりも、野菜スープがいい」

半分残ったピーマン、1個だけのしいたけ、いつ買ったのか忘れてしまった少ししなびたごぼう、冷蔵庫の野菜室を開けると、出てくる出てくるちょっと干からびた小さな野菜たち。これは我が家の野菜室のお話です。

自分で多くの人に「料理好き」と言っておきながら、調理の段取りや切ったり焼いたりの作業は得意だけど、実は食材を上手に使いこなすのがとてもとても苦手なのです。

スーパーから買ってきたばかりのキラキラした新しい食材につい目を向けてしまい、野菜室にある古い野菜を見て見ぬふりをして他の食材を手に取ってしまう。それが何日か続いて結局腐らせることになり、「もったいないことしたな、ごめんなさい!」と言いながら生ゴミとして捨てることも少なくはありません。……いや、ありませんでした。

はい、そう過去形で言えるようになったのは、何も特別なことがあったわけではなく、娘に頼まれて野菜スープを週に3日作るようになったからです(パチパチ)。

10歳になる長女が学習塾に通い始めて、間もなく1年が経ちます。週に3日、17時から21時までの4時間の授業の間(今どきの子どもは大変ですね、本当に)、途中20分の休憩時間があります。そこが彼女の晩ごはんタイム。

最初は気合を入れたお弁当を作って持たせていたのですが、「たくさん食べると眠くなるから、お弁当よりもおにぎり1個かパンと、野菜スープがいい」とリクエストされて、スープを作るようになりました。それがきっかけです。

スープ作りはとても楽しい

私のスープの作り方はとても簡単で、素材を食べやすい大きさに切って、お好みのスープでことこと煮るだけ。クックパッドでレシピもたまに見ますが、基本、私の創作料理です。

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最終更新:4/26(金) 10:50
クックパッドニュース

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