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高校再編は子ども優先 学校長会議で大沢正明群馬県知事 「同窓会強く、方向性間違った」

4/16(火) 6:05配信

上毛新聞

 大沢正明知事は15日、群馬県庁で開かれた公立高校と中等教育学校、県立特別支援学校の学校長会議で、統合を含む高校再編について、「昔はあまりにも同窓会が強く、同窓会の哀愁のために教育の方向性が間違って進んできていたのではないかと強く感じている」と述べ、再編の実施については感情論ではなく、現状や将来を見据えた議論を優先すべきだとの考えを示した。

 さらに大沢知事は「誰のための高校なのか、誰のために教育をするのか。子ども優先でしっかりとやってほしい」と付け加えた。

 急速な少子化を受け、県教委は高校再編を推進している。2018年4月に富岡と富岡東を統合した「富岡」、中之条と吾妻を統合した「吾妻中央」がそれぞれ開校。21年度には桐生と桐生女子、桐生南と桐生西をそれぞれ統合した二つの新高校が開校する。一方、過去には沼田と沼田女子の統合案が、同窓生らの強い反発を受けて凍結となった例がある。こうした一連の議論の経緯について言及したとみられる。

 また、大沢知事は県立高2年だった前橋市の女子生徒が電車にはねられて死亡し、両親がいじめ被害を訴えている問題にも触れ、「群馬からいじめをなくすという強い思いの中で、教育現場で指導に当たってほしい」と述べた。

最終更新:4/16(火) 6:05
上毛新聞

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