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「現職vs前副市長」の一騎打ち 東京・三鷹市長選

4/16(火) 22:02配信

TOKYO MX

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 市庁舎の建て替えが争点となっている東京・三鷹市長選挙は、現職と前・副市長が対決する異例の構図となっています。

 現職の市長・清原慶子さん(67)は、子育て支援や待機児童対策など、これまでの4期16年の実績を訴え、女性市長では初となる5選を目指します。清原候補は「一緒に歩みを続けていきましょう。清原慶子は皆さまとともに居続けたい、皆さまとともに目標を共有し、皆さまとともに歩み続けたい」と訴えます。

 一方、対抗馬として立候補したのは、清原市長の下で副市長を務めていた無所属・新人の河村孝さん(65)です。河村さんは市政に携わった実務能力の高さをアピールしています。河村候補は「もう少しで三鷹にミラクルが起きます。皆さまのご協力で、新しい三鷹の未来の扉をぶち開けたい」と訴えます。

 2人は2003年から12年間、二人三脚で市政を進めてきました。前回の選挙では引退を決意した清原市長の後継として河村さんが出馬表明したものの、告示直前に河村さんが病に倒れ、清原市長が急きょ出馬して4選を果たしていました。

 今回、河村さんは清原市長の多選を批判して出馬を決めました。一緒に市政を前に進めてきた2人なだけに、互いを強く意識しています。清原候補は「12年間(河村氏には)副市長をしてもらい、本当に信頼していた人。市民がそれぞれの候補をよく知り、理解して選択してもらうことに委ねたい」、河村候補は「21世紀になってこれからの都市経営を考えると、(清原氏は)ちょっと発想が古過ぎる。副市長だったら体を張って阻止する。それができない役所になっている。多選の弊害だ」と訴えます。

 選挙の争点が市庁舎の建て替え問題です。1965年に建設された三鷹市庁舎は、耐震化対策のため、建て替え計画が進められています。費用は200億円とされていますが、この巨額の建て替え費用を巡って、両者の意見は分かれています。清原市長は「予算は抑えながらも、大事な防災拠点として、市が主体となって計画を進める」として「費用のことはもちろん重要。豪華なものを市民は求めていない。しかし、機能は確実に確保する必要がある」としています。一方、河村さんは「市が使わないフロアを民間に貸し出し、その家賃で建て替え費用を補填(ほてん)したい」と主張していて、「200億円かけて一体何をするのか。市役所を1.5倍にしたいと報告書が出ている。(市民が)年に1、2回しか行かない市役所を大きくしてどうするのか」と訴えています。

 市長と副市長による異例の対決となっている三鷹市長選挙は、4月21日に投票日を迎え、即日開票されます。

■三鷹市長選挙 立候補者(届け出順・敬称略)
河村孝(65,無・新)
清原慶子(67,無・現)

最終更新:4/16(火) 22:02
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