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富山大学附属病院 「腫瘍疑い」見落とし 患者死亡/富山

4/16(火) 19:51配信

チューリップテレビ

 富山大学附属病院は16日、医師がCT検査の報告書の確認を怠り、がんの発見が遅れた患者が死亡したと発表しました。

 医師は報告書にあった「腫瘍が疑われる」との記載を見落とし、適切な手続きをとっていませんでした。

 病院によりますと、患者は数年前に富大付属病院の泌尿器科でがんの手術を受け、その後は年に1回程度、CT検査を受けていました。
 去年春の検査では、放射線科の医師が新たな腫瘍の可能性を電子カルテに記載しましたが、泌尿器科の医師が見落とし、専門の診療科に紹介するといった手続きをとりませんでした。
 患者はその後、腹痛と食欲不振に悩まされ、他の医療機関を受診しましたが症状が改善しないため、秋に富大附属病院の内科を紹介されました。
 そこで、春に行ったCT検査の報告書に腫瘍の可能性が記載されていたことが判明。
 引き続き富大附属病院で治療が行われましたが、患者は今年に入り亡くなりました。
 病院側は報告書の見落としと死亡の因果関係はないとしています。

 「見つかった時点で治療してもおそらく死亡していた。生存期間が短くなったことは否定できない」(山崎光章副院長)

 一方、重要な所見を見落とさないためのルールづくりは不十分だったとして去年、再発を防ぐため電子カルテのシステムを改修をしたほか、重要な所見がある場合は冒頭に記載するといったルールを定めています。

チューリップテレビ

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