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「江戸時代のソバ」が結んだ縁・大熊町の住民がサクラとソバを楽しむ 山形市

4/16(火) 20:07配信

さくらんぼテレビ

原発事故で避難生活を余儀なくされている福島県大熊町の人たちが山形市を訪れサクラとソバを楽しんだ。

サクラが8分咲きになった山形市の霞城公園を訪れたのは、大熊町に住んでいた約70人。山形市内のソバ店の店主などが、約20年前に大熊町の旧家で見つかった江戸時代のソバの実を「天保そば」として復活したのが縁で、東日本大震災以降交流が続いている。16日は避難している福島県内の各地から訪れ、サクラを眺めたり写真に収めたりして楽しんでいた。

(大熊町の住民)
「初めて山形に来た、感動。(避難先は)バラバラになったがみんなを集めてくれる企画をしてもらえるので大熊町の町民で良かったと思う」
「花を見ると気持ちが何となく落ち着く。いつまでも震災のことを引きずってられないので」

花見の後は大熊町がルーツの「天保そば」。保存会のメンバーが試行錯誤しながら復活した打ち立てのソバをおいしそうに味わっていた。福島では離れて暮らし久しぶりに再会した人もいて会話も弾んでいた。

(大熊町の住民)
「山形で発芽して作ってもらってありがたいと思う」
「最高です、うまい!」

(鈴木邦昭会長)
「役所が開所したという話も聞いている。まだまだ時間がかかると思うが、一日も早く復興して、皆さんが元気になることを願っている」

大熊町は新しい町役場が開庁し一部で避難指示も解除されたことから、参加者たちの表情にも明るさが見られた。

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