ここから本文です

ハーバード大学の裏口入学、何がいけないの?

4/16(火) 21:43配信

ELLE ONLINE

フェリシティ・ハフマンの裏口入学斡旋が逮捕劇にまでなぜ至ったのか。2つ目の理由は年間何億円も稼ぐハリウッドセレブが金を払った先が大学ではなく、入試担当者個人だったから。

ひとり分の苦学生の授業料にもならない160万円ぽっちのお金を大学に入れるでもなく、個人に支払い入試操作をした。そんな安い金額でトップ大学への入学優遇措置が許されると思うな。お金で子供を入学させたいのなら、表から正々堂々とたっぷり金を払って貧しい学生を助けろ。

そんな怒りが表れたのだとすれば、「裏口入学けしからん」的な意見とはまた別の理由で、納得できるような気もする。

この解決策として、積極的優遇措置の差をさらに拡大する、つまり富裕層の子息からとる授業料をもっと高額にするべきだとの主張もここではされているが、結局この議論で明らかになったのは、学問の場でもお金がものを言う事実。

では日本のようなテストのみの選抜方法にしたらいいのか、といえばそうでもない。実際国立である東京大学生の親の平均年収はどんどん上がり、ここでも学力と経済状況が相関関係にあることが露見してしまっている。
 
アファーマティブアクションをしてもしなくても表れる「富≒エリート」の構図。これを崩せなければ、もう学歴で能力のマウントを取るのは無理なのかもしれない。

3/3ページ

最終更新:4/17(水) 18:05
ELLE ONLINE

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事