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いくつ知ってる? 北欧デザイナー × 名作チェアをおさらい

4/16(火) 23:01配信

ELLE ONLINE

北欧の華やかなデザイン史を彩る、個性豊かなデザイナーたち。長い時を経てなお愛される名作チェアの数々と、デザインに情熱を傾け続けたデザイナーたちをご紹介! 誰がどの椅子をデザインしたか、おさらいしてみて。

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【アルヴァ・アアルト】森と湖の国が生んだ、北欧モダニズムの大家

フィンランドの厳しくも美しい自然をうまく取り込み、人間味あふれる居心地の良い建築や家具、ガラス食器など、数多くのデザインを手がけたアルヴァ・アアルト。モダニズムを代表する建築家である彼は、旺盛な公式信徒行動力で北欧デザイン史に大きな功績を残した。

建築家でデザイナーの妻アイノとは1924年に結婚し、一緒に訪れたイタリアの建築や文化からは生涯にわたり影響を受けている。ふたりは1935年にニルス=グスタフ・ハール、マイレ・グリクセンとともにアルテック社を設立し、さまざまな先進的な試みを行った。その代表がL字形の脚を使った「66チェア」などのチェアシリーズだ。また1932年に竣工したパイミオのサナトリウムや、そこで使われた「アームチェア パイミオ」など、手がけた作品の数々は、フィンランドの自然を感じさせるデザインとして今も世界中で愛されている。

【アルネ・ヤコブセン】タイポグラフィからビルまで手がけたトータルデザインのパイオニア

「エッグ」「スワン」「セブン」「アント」……デンマークデザインのアイデンティティの核は、今も間違いなくアルネ・ヤコブセンだ。69年の人生で自国の伝統と現代の機能性を融合させ、歴史に残る名作を数多く手がけた。また建築家としても輝かしい実績を残し、1960年に竣工したデンマークのSAS ロイヤルホテル(現ラディソンブルロイヤルホテル)では、「エッグチェア」や「ドロップチェア」、照明「AJ ロイヤル」など、ホテルに置かれる家具や照明、ドアノブやカトラリーもデザイン。トータルでデザインにあたるのは、まさに彼の真骨頂といえる。

無駄な装飾を施さない機能主義をポリシーとしたデザインは時計やタイポグラフィにまで至り、駅や市庁舎などデンマークのさまざまな場所で目にすることができた。建築家として最高傑作と呼ばれるのは1971年竣工のデンマーク国立銀行。残念ながら完成を待たずに他界した。

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最終更新:4/16(火) 23:01
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