ここから本文です

5月から動植物への影響調査 ロープウエー計画で立山黒部貫光 

4/16(火) 23:51配信

北日本新聞

 県の立山黒部世界ブランド化推進会議が16日、県民会館で開かれた。立山駅-美女平駅を結ぶロープウエーの建設計画を巡り、事業主体となる立山黒部貫光は5月から環境影響調査を始めると説明した。関西電力黒部ルートは一般開放に向け、観光客に親しみやすい愛称を検討することにした。

 ロープウエーは老朽化している立山ケーブルカーの代替交通手段として整備する。延長は1・2キロで、支柱3基を設け、客車は2台。輸送量は1時間当たり1400人で、現在の2倍になる。費用は57~67億円を見込む。

 建設の前提として動植物への影響の有無を確認する必要があり、立山黒部貫光の佐伯博社長は「5月あたりから早急に取り組みたい。結果を受け、今後のことを関係機関と詰める」と述べた。

 2024年の関電黒部ルート一般開放に向け、同社の藤井俊成北陸支社長は安全対策工事の内容を説明。トンネル内の落盤対策のほか、上部専用鉄道の客車の更新などを進める。23年度に完了する見通し。

 国内外からの観光客の来訪を見据え、藤井支社長は黒部ルートの愛称を検討してはどうかと提案。立山黒部アルペンルートと紛らわしいためで、「宇奈月黒部ルートとし、(略して)『うなくろ』となれば語呂がいい。峡谷ルートもいい」と述べた。大野久芳黒部市長は「宇奈月黒部ダムルートの方が分かりやすい」と語った。石井隆一知事は今後、検討を進める考えを示した。

北日本新聞社

最終更新:4/16(火) 23:51
北日本新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事