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中日大野雄「今年はめちゃくっちゃ働く」 573日ぶり白星に笑顔が弾ける

4/16(火) 22:30配信

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7回途中5安打1失点と好投し、2017年9月20日のヤクルト戦以来の勝利投手に

■中日 7-1 DeNA(16日・ナゴヤドーム)

 中日の大野雄大投手が573日ぶりの白星をあげた。16日、本拠地ナゴヤドームでのDeNA戦で今季3度目の先発マウンドに上がり、7回途中5安打1失点と好投。味方打線の援護もあり、2017年9月20日のヤクルト戦以来となる勝ち投手に。試合後、ヒーロインタビューでお立ち台に上がり「言葉にできない嬉しさです」と笑顔を弾けさせた。

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 好投しながらも、白星に恵まれなかった過去2回の登板。それに比べると、この日は「バランスは悪くて、狙ったところに投げられなかった」と制球に苦しんだ。2回には2つの四球でピンチを招き、降板するまでに4つの四球を与えた。それでも、胸の内に「しゃあない」とポジティブさを失わずに腕を振った。力のある真っ直ぐと、ツーシームを軸にDeNA打線をねじ伏せた。7回途中124球を投じ、5安打1失点と粘った。

 昨季はわずか6試合しか登板できず、0勝3敗。3年連続2桁勝利の実績を誇る左腕が、7年ぶりに未勝利でシーズンを終えた。それだけに、久々の勝利の味は格別。まず真っ先に「やっぱり感謝の気持ちが出てきますね。監督、コーチ、点を取ってくれた野手、あとを抑えてくれた田島、勝てなかった時期に支えてくれた人たちも含めて、ありがとうございますという気持ちです」と感謝の言葉が口を突いた。

 与田剛監督ら首脳陣の期待に応えたい思いがある。大野雄は言う。「話し合いを重ねて、こういう投手になってほしいと明確に言ってもらった。1年間ローテをしっかり守ってほしいと。それに応えたいという気持ちがピッチングに繋がっている。1勝だけじゃなく、今年1年かけて返せるものですけどね」。

 苦しみ抜いた昨季は「去年はまともな状態ではマウンドには上がれていなかった」と振り返る。なかなか結果が出ない中で「ピッチング以外のことを考えていた。勝ちがついていないので、勝たないと勝たないと、と。先を見過ぎていた」。首脳陣からの明確な言葉をもらったことで吹っ切れたところもあるのだろう。

 久々のお立ち台に立った大野雄は声高らかに、ファンの前で誓った。「去年働けなかったので、今年はめちゃくちゃ働く気でいます!」。長かったトンネルを脱した左腕。“昇竜復活”を掲げる中日に頼もしい男が帰ってきた。

福谷佑介 / Yusuke Fukutani

最終更新:4/16(火) 22:45
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