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インスタ用「天使の羽」設置 さくら、有志がウイスキーでまちおこしへ

4/16(火) 7:00配信

下野新聞SOON

 【さくら】市内にニッカウヰスキー栃木工場があることからウイスキーによるまちおこしをしようと、市内の建築士や市職員ら有志による「ウイスキーのまち・天使のまちプロジェクト実行委員会」がこのほど、JR氏家駅前に「天使の羽」の幕を設置するなど活動を本格的にスタートさせた。同実行委の鈴木直樹(すずきなおき)会長(41)は「市を『ウイスキー、天使のまち』としてブランディングし、街を元気にしたい」と意気込んでいる。

 同工場は、北海道余市町の余市蒸溜所と仙台市の宮城峡蒸溜(じょうりゅう)所で造られたウイスキーを再貯蔵する施設。

 違う原酒をブレンドさせてから行う再貯蔵「マリッジ(結婚)」では、たるの中でウイスキーが年2~3%減少。それをスコットランドの職人は「エンジェルシェア(天使の分け前)」と呼び、味がさらに深まると言われてきた。

 こうした施設にちなみ、「天使」「マリッジ」という好印象の言葉を加えて市を「ウイスキーのまち」にしようと、建築士や市職員、ギター製作者、僧侶など10人が昨年5月、同実行委を組織。氏家駅前でニッカウヰスキーを使った専用のバーを開いたり、宇都宮市やさいたま市、東京都などでPR活動を行ってきた。

 今回は市市民活動助成金を活用。宇都宮文星短大の協力も得て、縦2・8メートル、ヨコ3メートルのビニール製の「天使の羽」の幕を制作、3月末にインスタ映えするスポットとしてJR氏家駅前のさくらテラスに設置した。

 さらに宝探しのように楽しんでもらおうと、喜連川のお丸山周辺に高さ5センチの陶器製ミニ天使を3体設置した。ミニ天使は、今後さらに増やす予定。

 同委員会では本年度中に、さらにインスタ映えするスポットを増やすほか、他のまちづくり団体と連携してイベント参加やPR活動を行う。ニッカウヰスキーとも協力し、工場見学ツアーの開催や連携イベントも検討していく計画だ。

 鈴木会長は「将来は、『さくら』『喜連川』などの銘柄のウイスキーが発売できるようになれば」などと期待を寄せている。

最終更新:4/16(火) 7:00
下野新聞SOON

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