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令和の時代を生きる、五つのヒント  平成生まれが暮らす部屋からみえるもの

4/17(水) 16:12配信

47NEWS

 新元号が「令和」に決まった。平成が終わり、新しい時代が幕を開ける。東日本大震災など自然災害が相次いだ一方、テクノロジーも大きく発展し、ライフスタイルが多様化した30年。ユーチューバーに代表される新しい職業も誕生した。平成生まれの若者が住む5つの部屋を、平成2年生まれの記者が訪ね、新時代を豊かに生きるヒントを探った。(共同通信=宮野翔平28歳)

 ▽捨てて身軽に

 福岡市にあるアパートの一室。ほとんど物がない4畳半の部屋。冷蔵庫、ベッド、テレビ、テーブル…どれも見当たらない。「狭いのに広い」。すがすがしく、ゆとりある空間が広がっていた。

 ミニマリストしぶさん(24)は、必要最小限の物だけで生活して4年目。私服は「制服化」して最低限の枚数で着回し、出窓や敷布団を活用して暮らす。物が少ないと、時間やお金にゆとりができ、自分の好きなことに集中できるという。

 昨今は「断捨離」ブーム。物と向き合い、本当に必要な物かどうかを吟味する人が目立つ。スマートフォンなどのイノベーションによって、生活は便利になり、必要な持ち物は減ったのではないか。「物質的な豊かさは幸せという考えの名残がいまだに強い」と時代を読む。

 SNSや書籍で発信を続けるしぶさん自身は、物にあふれた裕福な家庭で育った。しかし両親の離婚を機に貧しい生活を経験。そんな時にミニマリズムの考え方に出会い、人生が変わり始めた。

 「生きづらさを感じていたら、身の回りの物や人間関係を見つめ直してみては。手放すことは、誰でもできます」

 ▽とにかく続ける

 牛丼早食い対決をする5人を見下ろすように、ビデオカメラと2台のライトが向けられていた。今や子どもたちの憧れの職業に名前が挙がるユーチューバー。収録部屋は若さとエネルギーに溢れていた。

 女性5人組の「おこさまぷれ~と。」は、個性や特技を生かし、メークやダンス、大食いなどの動画が人気を集める。職場やSNSで知り合い、2017年に活動開始。登録者数100万人と、日本を代表するアイドルグループを目指している。

 「毎日投稿」を掲げ、有言実行。どんな動画に反響があるか予測するのは難しく、「とにかく続けることが大切」と口をそろえる。なるべくお金をかけずに、いかに面白くできるかも勝負だ。

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最終更新:4/17(水) 16:12
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