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PRIZMAX グローバルスタンダードな音楽で世界へ―新体制初のリリースイベントで見せた未来への野望

4/18(木) 0:00配信

エキサイトミュージック

森崎ウィンをメインボーカルに擁する超国際派ダンス&ボーカルユニットPRIZMAXが、2ndアルバム『FRNKSTN』を4月17日にリリース。発売当日に東京ドームシティ・ラクーアガーデンステージにてリリースイベントを開催した。

3月に新メンバー3名が加わり、7人組の新体制となって初のリリースイベントだけに、新生PRIZMAXを一目見ようと多数のホリック(PRIZMAXファンの呼称)が会場に集結。従来のイメージを一新する全英語詞のアルバム収録曲を、進化への渇望を露わにした攻撃的ステージングで披露して、未来への飽くなき野望を叩きつけた。

7人がステージに登場すると、森崎の「COME ON!」という号令から『FRNKSTN』のリード曲「DANCE」でライブはスタート。森崎を挟んで立つバックボーカルの新メンバー・ケビン&森英寿を背に、清水大樹・福本有希・島田翼、そして新メンバーの小川史記と、4人のパフォーマーが空気を切り裂くように踊り出す。曲中、島田が舌なめずりしたりと、メンバーのテンションもいつになく高い。7人それぞれを強力なパワーを持つモンスターになぞらえ、“復活”の意味合いを織り込んだダンスチューンでゾンビのように、はたまたフランケンシュタインのように腕を伸ばしてうごめく彼らの様は、葛藤を乗り越え、今にも殻を破って新たな命を得ようとする怪物のよう。また、一度見ただけで脳裏に残るキャッチーな振りつけは、東京ドームや日産スタジアム等、幾多の巨大ステージでパフォーマンスしてきたコレオグラファー・50(FIFTY)によるもので、その言葉を超えて伝える力は“グローバルスタンダードで音楽を作る”という今作のテーマに相応しい。

続いて本日がライブ初披露となった「DADADADADADA」では、ウィンの伸びやかな歌声を受けて7人が列になったり、新メンバーがラップを放ったりと、チーム一丸となって戦う姿勢を提示。サウンドプロデューサーのJeff Miyahara氏が、森崎が出演したスピルバーグ監督作品『レディ・プレイヤー1』にインスピレーションを受けて創ったという近未来チューンで、ケビンを支えに島田が跳躍したり、ウィンが担ぎ上げられたり等、ダイナミックなアクションにも目を奪われる。息の合った一糸乱れぬダンスを繰り広げ、最後に拳を突き上げた7人に客席からは「カッコいい!」の声と拍手が。以前から定評のあるレベルの高いパフォーマンス力で、改めてホリックたちを圧倒してみせる。

「新生PRIZMAXの今日がデビュー日になります。こんな大切な日に来てくださったホリックのみなさん、ありがとうございます」

そう清水が挨拶すると、新メンバーも「PRIZMAXの盛り上げ隊」を自称する小川、「おバカ担当をやらせてもらってます!」という台詞で噛み噛みになる森、「東京ドームの麓、盛り上がっていこう! いつか行こう!」と気勢をあげたケビンと、それぞれ個性を露わにして自己紹介。「ラクーアの可愛いハニーたち、今日は俺たちと濃厚なデートをしに来たんだろう!」と呼びかけた福本の濃厚なキャラも、もちろん健在だ。

また、4月6日にスタートしたリリースイベントツアーの初日を振り返り、清水に「フミ、緊張ひどかったもんな」とイジられた小川が、すかさず「目に見えるものだけがすべてです!」と制する場面も。7人での顔合わせから2ヶ月にもかかわらず、メンバーの新旧の壁はすっかり打ち壊されているようだ。

ステージの上空に走るジェットコースターに釘付けになりながらも、「僕、ジェットコースター乗れません」と告白した森崎の曲紹介から贈られたラストソングは「Light The Night」。森崎の透き通る歌声を中心に、ボーカル陣3人で織りなすハーモニーも美しく、先ほどまでイジられていた小川も堂々たるダンスを見せつけて、“このくすんだ夜空を照らしていこう”という想いの籠もったPRIZMAXの応援ソングを輝かせていく。心震わせるR&Bダンスナンバーが、ここがPRIZMAXの新たな夜明け――そんな想いを抱かせると、「本日はニューアルバム『FRNKSTN』のリリースイベントにお越しいただき、ありがとうございました! 以上、PRIZMAXでした!」と森崎がマイクレスの大声で発して、7人で一礼。あまりにも清々しく、真っすぐなその姿勢に、好感度は急上昇するほかない。

7月6日には豊洲PITにて、グループ史上最大規模のワンマンライブ『PRIZMAX Live Level 8~CIRCUS~』を開催する彼ら。“大人の絵本”をテーマに作られたアルバム『FRNKSTN』を引っさげて、“大人の遊園地”を創り出すというこのライブでは、果たしてどんなPRIZMAXが待っているのか? ここから3ヶ月で彼らが果たすであろう進化に期待したい。
(取材・文/清水素子、撮影/笹森健一)

最終更新:4/18(木) 0:00
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