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「天声人語 2019年4月17日」

4/17(水) 7:00配信 有料

朝日新聞デジタル

 冬空にきらめく星団すばる。漢字なら「昴」だが、沖縄では古くは「ぼれ星」、ハワイでは「マカリイ」と呼ばれた――。先週亡くなった海部宣男(かいふのりお)さんの『天文歳時記』に教わった知識である▼宇宙の魅力を伝えることに心を砕いた天文学者だった。若いころから、ギリシャ神話や漢籍、江戸俳諧など古今の詩歌に親しみ、描かれた宇宙観を雑誌の連載で平易に解説した▼少年時代、星空に何かを発見したいと望遠鏡を手作りして、観察に熱中している。天文学の道に進み、宇宙に浮かぶガスやちりなど星間物質の研究に打ち込んだ。長野県の野辺山高原で電波望遠鏡の設計や建設に関わり、ハワイに設けられた日本の観測所では初代所長に。…… 本文:612文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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