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コンビニ革命(4月17日)

4/17(水) 9:12配信

福島民報

 福島市の住宅街にあるコンビニは、午前一時を過ぎると客の姿があまり見られない。周りに街灯は少なく、店の明かりだけが輝く。今や当たり前となった二十四時間営業は一九七五(昭和五十)年、全国で初めて郡山市の店舗で始まった。

 大手チェーンによる時間短縮の動きが相次ぎ、業界は転機を迎えている。閉店する時間帯があっても、問題はないかを確かめる試みが始まった。既に取り組み中の会社は、二十四時間ではない店を増やす。別の会社は店員の負担を軽くするため、客が自分で会計を済ませるセルフレジの全店導入を決めた。

 アルバイトなどの人手がなかなか集まらない。地域によっては店舗が多くなり飽和状態では、と指摘される。暮らしを支える基盤に成長し、無くてはならない生活の一部となっている。しかし、少子高齢化によって働き手はより少なくなる。

 店同士や近隣のスーパーとの競争は激しい。時間を短縮すれば得意客を失うかもしれず、実際に踏み切るのは難しいとの見方もある。店内にある現金自動預払機(ATM)で、深夜に急な入り用で助けられた人もいる。店も利用者も、共にうれしい改革となるように期待しよう。

最終更新:4/17(水) 9:14
福島民報

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