ここから本文です

旧日本軍の宿舎群、修復を経て文化施設に転身 年末開館予定/台湾

4/17(水) 16:28配信

中央社フォーカス台湾

(台南 17日 中央社)日本統治時代に建設された旧日本軍の宿舎群「旧水交社宿舎群」が今年末、複合型文化パーク「水交社文化園区」として生まれ変わる見通し。15日には同市政府文化局主催の座談会が開かれ、呼び掛けに応じて集まった元住民や軍事史専門家、芸術家らが開館後の特色をどう打ち出すかなどについて意見を交わした。

同市政府によると、宿舎群は、1941(昭和16)年に台南海軍航空隊が発足したのに伴って、台南飛行場(現台南空港)付近に建設された。旧日本海軍には将校の親睦・研究団体「水交社」を設ける伝統があり、宿舎群のある場所も水交社と呼ばれるようになったという。戦後は国民党政権に接収されて中国大陸から移り住んだ軍人やその家族らが暮らす「眷村」となり、1956年には空軍の曲技飛行隊、雷虎小組のパイロットも入居した。宿舎群のうち、高級武官用だった8棟が2004年に市の文化財に指定された。

宿舎群の活用に当たっては、国防部(国防省)や文化部(文化省)が補助金を拠出。2016年から修復工事が行われていた。開館後には水交社歴史館や文学サロン、眷村物語館、劇場など8つの施設が設置される予定。

(楊思瑞/編集:塚越西穂)

最終更新:4/17(水) 16:28
中央社フォーカス台湾

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事