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県道通行止め10カ月 復旧は大型連休後 住民説明会が紛糾

4/17(水) 8:30配信

神戸新聞NEXT

 昨年7月の西日本豪雨の影響で通行止めが続く県道三田篠山線(兵庫県三田市母子-篠山市間)の復旧工事が遅れ、27日以降の大型連休に間に合わない見込みであることが、県丹波土木事務所への取材で分かった。地域観光への影響もあるとみられる。15日夜にあった母子・永沢寺地区での住民説明会では工期を最長7月末まで延ばす案が示され、生活道路の早期復旧を求める声が上がり紛糾。県は19日までに工期を見直し、再び説明会を開く予定という。

 通行止め区間は山中の約4・1キロ。豪雨で土砂崩れや道路の陥没が15カ所に上り、篠山市側ではアスファルトが幅3メートルも崩れるなど大きな被害が出た。復旧工事は県内の2社が今年1月に着手し、バイクと自転車、歩行者のみ通行できる。

 三田市の母子・永沢寺地区では、通行止めで住民らが篠山市への通勤や買い物に苦労しているという。13日にはシバザクラで有名な永沢寺の「花のじゅうたん」が開園し、多くの観光客が例年、連休中に三田篠山線を利用することから影響を心配する声も上がる。

 県によると、当初は4月末に通行止めを解除し、5月末までに工事を終える予定で住民にチラシを配っていた。しかし、資材の搬入や重機の進入が難しいとして終了時期を7月末とする工期案をつくったという。

 これに対し、15日夜の説明会では地区役員から反発の声が相次いだ。梅雨を前に本格化する農業に支障が出ることを懸念する意見も寄せられ、住民側は5月末に車両が通行できる状態にすることを強く求めた。

 県は業者と再び調整して新たな工期案を示すとしており、「住民に不便を掛けている。なんとか要望を形にできるよう努力したい」としている。(山脇未菜美、門田晋一)

最終更新:4/17(水) 9:54
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