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広がれ「山形さくらんぼ」

4/17(水) 11:47配信

山形新聞

 県やJA、主産地などでつくる「山形さくらんぼブランド力強化推進協議会」の本年度第1回会合が16日、山形市の県建設会館で開かれた。産出額のさらなる拡大に向けた新たな取り組みとして、「山形さくらんぼ」キックオフイベントの6月開催を決定。技術面では、作業の省力化が期待できる低樹高栽培の導入促進を図ることにした。

 県産サクランボのPR活動については、東日本大震災からの復興を目的に、2011年から生産者や市場関係者を対象とした「日本一さくらんぼ産地総決起大会」が始まった。以来、6年連続でサクランボの産出額は過去最高を更新しており、一定の役割を果たしたと判断。消費者を狙ったイベントに切り替え、情報発信の強化や高品質・安定生産の推進につなげる。

 キックオフイベントは「山形さくらんぼの日」の6月6日に合わせ、東京や仙台市などの消費地を含む県内外の複数箇所で同時開催する。観光サクランボ園の開園状況や各種イベントを掲載したチラシの配布、サクランボのプレゼントを予定している。メイン会場となる山形空港では、セレモニーを開く。

 出席者からは「県で栽培されるサクランボの品種も一緒に周知すればより効果的だ」「どんどんPRし、興味を持つ人を増やさないといけない」など、開催に前向きな意見が上がった。

 低樹高栽培の導入促進に向け、研修会を通じて導入のメリットや棚の仕立て方を周知するとともに、導入経費の助成を行い生産者を支援する。苗木の販売が始まった大玉新品種「山形C12号」は、23年の本格販売を見据え、品質基準や販売パッケージの検討などに重点的に取り組むことを確認した。

最終更新:4/17(水) 11:47
山形新聞

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