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東京五輪大会成功へ 福島県内関係者 詳細日程発表で決意新た

4/17(水) 10:35配信

福島民報

 福島市の県営あづま球場が会場となる二〇二〇年東京五輪の野球、ソフトボールの詳細日程が発表された十六日、県、福島市、競技団体の関係者は大会成功に向け、決意を新たにした。世界各国から県内に訪れる選手や観光客をもてなすため、万全の準備を進める。

 県は観客の暑さ対策や輸送計画などの準備を本格化させる。野球が行われる正午から午後三時は一日で最も暑い。観客の熱中症対策として、テントなど休憩所の設置を組織委と検討する。午前九時から午後五時まで実施されるソフトボールは選手、観客らの輸送が通勤・通学や帰宅の時間帯と重なる。渋滞や事故防止対策として、一般車両に輸送ルートを避けるよう呼び掛けるなどの対応を考える。

 県が募集した交通誘導や観光案内を担う都市ボランティアについても、配置場所や人数、活動時間などの詳細を詰める。部員二十五人全員が採用された東邦銀行野球部の川合祥太朗さん(24)=福島市=は聖光学院高野球部のレギュラーとして甲子園に三度出場。日程決定に「県外や外国から訪れる人に福島の良さを紹介したい」と意気込んだ。

 福島市はホストタウンに登録されているスイスとの交流事業や開催一年前に合わせたカウントダウンイベントで開催日を周知する。十月に県営あづま球場で行われるテスト大会で、駅からの観客らの流れなどを確認する。

■「環境を整備」 競技団体

 詳細日程を受け、県野球団体協議会長の松本壹雄(かずお)JABA県野球協会長(72)は「組織委などと連携し、選手や観客が満足できる環境を整えたい」と語った。長沢初男県ソフトボール協会長(71)は「二日続けて世界トップレベルのプレーが見られる。十月のテスト大会は課題確認の機会になる」と表情を引き締めた。

 県内の少年少女も本番を心待ちにする。相馬市の少年軟式野球チーム「相馬学童野球クラブ」主将の越田大和君(11)=中村二小六年=は「相馬福島道路が整備されて福島市が近くなった。五輪の試合を観てみたい」と心を躍らせた。南会津町の田島スポ少女子ソフトボール部主将の星美夜さん(11)=田島小六年=は昨年六月、あづま球場で行われた女子国際親善試合を観戦した。「一流選手のレベルの高いプレーをまた見られるのが楽しみ」と目を輝かせた。

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最終更新:4/17(水) 10:35
福島民報

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