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加古川の農家が初めてのホウレンソウ収穫 日本の食文化伝える担い手目指す /兵庫

4/17(水) 8:16配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 加古川出身の農家・當眞一裕(とうまかずひろ)さんが経営を手掛ける「明日香農園(加古川市志方町西中)」で現在、初めてのホウレンソウ収穫が行われている。(加古川経済新聞)

明日香農園で収穫したホウレンソウ

 當眞さんは現在53歳。2017年3月に勤めていた企業を退職し、農業の道に進もうと、姫路にある姫路特産品「網干メロン」を栽培する農家に師事。1年9カ月の修業時代を経て、今年2月から加古川市志方町で「明日香農園」を始めた。同農園は、高校時代の友人から休耕地となっていた約600坪の田を借りて、ホウレンソウや水菜など3種類の野菜を生産。今年7月から9月に収穫できるよう、キュウリやナスの植え付けも予定している。

 當眞さんは「海外ではヘルシーで健康的な日本食がブームになっているが、国内の食料自給率は低下し、農業などの一次産業は高齢化が進んでいる。農業を担う人たちがいなくなれば、日本の食文化に未来はないのではという危機感から、直感的に農業を志した」と話す。現在は、植え付けや収穫、包装、配送までを1人で行う。「暑い時期の作業は体力的にもしんどいが、自然を感じながらできる農業は人間らしい生き方」とも。

 農園で収穫した野菜は、修業時代に親交のあったヤマダストアー北野店(加古川市野口町)や、阿弥陀店(高砂市阿弥陀町)などで販売する。當眞さんは「包装した野菜には、日本の食文化を未来に紡ぐと書いたラベルを貼って出荷している。農業は泥臭くて楽な仕事ではないが、日本の食文化を残していくためにも、みんなで農業やろうよと伝えていきたい」と笑顔を見せる。

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