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【巨人】新打線ズバリ“サカマル”から8点…広島の「もう1点」精神浸透

4/17(水) 6:07配信

スポーツ報知

◆巨人8―2広島(16日・鹿児島)

 巨人は投打がかみ合って広島に快勝し、2位に浮上した。1番・坂本勇、2番・丸、3番・ビヤヌエバの新打線が機能。2回までに計4点を奪って有利な展開に持ち込んだ。7回には4番・岡本が3戦連発。投げては山口が7回2失点で無傷の3勝目を挙げた。昇格即二塁スタメンの山本も、2安打&好走塁で連敗ストップに貢献した。

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  坂本初回先頭打 チームを勢い付けるような痛烈な打球は、硬い内野の土の特性と相まって遊撃手の手前で大きく弾んだ。初回先頭。今季初めて1番に入った坂本勇が、1ボールからジョンソンのカットボールを強振し、内野安打を放った。「1番の役割として今日はよかったかな」。開幕から1番を務めてきた吉川尚が腰痛で離脱したのを受け、慣れ親しんだリードオフマンに復帰。その最初の打席で6試合連続安打を放った。

 相手に息つく暇を与えない。2番には丸が座った。広島時代の15年8月20日の中日戦(ナゴヤD)以来だったが、無死一塁からこちらも迷うことなく相手左腕の高め直球をたたいた。「(サインが)何もないんだったら自分の打撃をするだけ。変に難しくは考えてないです」。結果は遊ゴロで二塁封殺となったが、新3番のビヤヌエバが四球、2死一、二塁から5番・ゲレーロが適時打で、先制点を奪った。

 原監督が「(2人を)離したくなかったという所はありますね。彼らはどの場所でもそこそこやってくれる」と期待した通り、強力な新1、2番コンビを起点に奪った1点でチームは波に乗った。

 2回には下位打線からチャンスが生まれた。1死一、二塁で勇人が四球、満塁となって丸の三ゴロで追加点。6回には1死二塁から坂本勇の左前安打で好機を広げ、丸の犠飛で6点目を挙げた。先制、中押し、ダメ押し。理想的な展開で、昨季まで3連覇中の広島を寄せつけなかった。

 貪欲に目先の1点を奪う姿勢こそ、丸が広島時代から体現し続けていることだ。オープン戦から試合展開にかかわらず、ベンチには丸の声が自然と響くという。広島の時には「耳にタコができるほど『もう1点』って声を掛け合ってきた」という。チームとして結果を出すため、広島で培った「もう1点」の精神を巨人にも浸透させた。

 主将の坂本勇もこう言う。「あ、広島のベンチの雰囲気って、みんながこういう感じで声を出しているんだろうなって。ああいう選手が声を出してくれのは本当にありがたいこと」。巨人に新たな風を吹き込む背番号8の存在が、チームに間違いなく好影響を与えている。

 これでチームは2位に浮上した。丸は「今日はこういうふうにたくさん点を取れましたけど、また明日いい意味で切り替えていきたいですね」と前を見据えた。勇人と丸がいる超強力打線が、チームを押し上げていく。(後藤 亮太)

最終更新:4/18(木) 6:16
スポーツ報知

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