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ゲーム開発者のためのサービスを統合した「Microsoft Game Stack」発表

4/17(水) 13:00配信

アスキー

こんにちは、さとうなおきです。今回は、2019年3月10日~2019年3月16日の1週間に発表されたMicrosoft Azureの新機能から、筆者の独断と偏見で選んだトピックについて紹介していきます。
 こんにちは、さとうなおきです。「週刊アジュール」では、2019年3月10日~2019年3月16日の1週間に発表されたMicrosoft Azureの新機能から、筆者の独断と偏見で選んだトピックについて紹介していきます。
 
Microsoft Game Stackを発表
 「Microsoft Game Stack」が発表されました。
 
 Microsoft Game Stackは、Azure、PlayFab、DirectX、Visual Studio、Xbox Live、Visual Studio App Center、Havokといった、ゲーム開発プラットフォーム、ツール、サービスを、すべてのゲーム開発者が使用できるように統合するイニシアチブです。
 

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Azure PlayFab:PlayFab Matchmaking、Visual Studio App Center統合など
 Azure PlayFabは、オンラインゲームのバックエンドプラットフォームサービスです。
 
 Microsoftは、2018年1月にPlayFabを買収していました。
 
 今回、PlayFabは、Microsoft Game Stackの主要コンポーネントと位置付けられ、Azureサービス「Azure PlayFab」になりました。
 
 また、次のPlayFabサービスが、プレビューになりました。
 
 詳細は、次のページをご覧ください。
 
 Visual Studio App Centerは、iOS、Android、Windows、macOSアプリケーションのビルド、テスト、配布、監視のためのサービスです。
 
 Visual Studio App Centerの診断データをAzure PlayFabに持ち込む機能が、プレビューになりました。
 
Azure Resource Manager:テンプレート言語
 Azure Resource Manager(ARM)は、Azure上のリソースのデプロイや管理のためのレイヤーです。
 
 今回、Azure Resource Managerテンプレート言語が拡張されました。
 
Azure Blueprints:ISO 27001
 Azure Blueprintsは、事前構成済みのリソース、ポリシー、管理、セキュリティ、ユーザーアクセス制御を使って、完全にガバナンスが実装されたAzureサブスクリプションを簡単に設定できるサービスです。Azure Blueprintsは、現在プレビュー中です。
 
 今回、Azure Blueprintsで、ISO 27001に対応したブループリントのサンプルが提供されました。
 
Azure Portal:3月のアップデート
 Azure Portalは、WebベースのAzureの管理コンソールです。
 
 2月のアップデートに続いて、Azure Portalの3月のアップデートがまとめられています。今回のアップデートでは、「すべてのサービス」ビューの改善などの新機能があります。
 
Azure Storage:Stoarge ExplorerのAzCopyサポート、Data Boxファミリのマネージドディスクサポート
 ストレージサービス「Azure Storage」は、Windows、macOS、Linuxで動作する、Azure Storageにアクセスするためのクライアントツール「Azure Storage Explorer」を提供しています。
 
 AzCopyは、Azure Storageアカウントとのデータ転送のパフォーマンスを向上させるCLIです。
 
 今回、Azure Storage ExplorerでのAzCopyのサポートが、パブリックプレビューになりました。AzCopyを転送エンジンとして使用することで、Azure Storageとのファイル転送のスループットを向上できるようになります。
 
 ストレージサービス「Azure Storage」の一機能「Azure Data Boxファミリ」は、大量のデータをAzureに移動するためのアプライアンスです。
 
 今回、Azure Data Boxファミリ(Data Box、Data Box Disk、Data Box Heavy)が、マネージドディスクに対応しました。これによって、オンプレミスの仮想ハードディスク(VHD)をAzure上のマネージドディスクに簡単に移行できるようになります。
 
Azure DevOps:Slackからのリリースデプロイ承認
 Azure DevOpsは、Azure Pipelines(CI/CDパイプライン)、Azure Boards(作業追跡ツール)、Azure Artifacts(パッケージ生成/共有)、Azure Repos(プライベートGitリポジトリ)、Azure Test Plans(テストソリューション)で構成される、開発チーム向けのサービスです。
 
 Slackから、Azure Pipelinesのリリースデプロイを承認できるようになりました。
 
Azure SQL Data Warehouse:ワークロードの重要度
 Azure SQL Data Warehouseは、SQL Serverベースのデータウェアハウス(DWH)サービスです。
 
 Azure SQL Data Warehouseで、ワークロードの重要度で要求を分類する機能がプレビューになりました。重要度が高い要求は、最初にリソースにアクセスでき、より早く完了できるようになります。
 
Azure Databricks:Delta、Azure DevOps、VNetインジェクション
 Azure Databricksは、Apache Sparkベースの分析プラットフォームのサービスです。
 
 Azure Databricks Deltaは、トランザクション型ストレージレイヤーです。Azure Databricks Deltaを使うと、複数ステージの複雑なデータパイプラインを作成することなく、複数のユーザーやジョブが、一貫性を保ちながら同じデータセットを修正できます。
 
 2018年9月のIgnite 2018カンファレンスでプレビューになっていたAzure Databricks Deltaが、今回、GAになりました。
 
 Azure Databricksが、Gitプロバイダーとして、これまでサポートされていたGitHubに加えて、Azure DevOpsのAzure Reposをサポートしました。
 
 Azure Databricksでは、既定では、Azure Databricksが管理する仮想ネットワーク(VNet)内にDatabricksクラスターがデプロイされます。
 
 今回、自分で作成した仮想ネットワークにDatabricksクラスターをデプロイする「VNetインジェクション」が、パブリックプレビューになりました。
 
Azure Sphere:19.03
 Azure Sphereは、インターネット接続デバイス向けの組み込みの通信、セキュリティ機能を備えた、セキュアなアプリケーションプラットフォームです。Azure Sphereの認定を受けたパートナー企業のMCU(マイクロコントローラー)、LinuxベースのIoT専用セキュアOS「Azure Sphere OS」、Azureのセキュリティサービス「Azure Sphere Security Service」の3つで構成されています。Azure Sphereは、現在プレビュー中です。
 
 2月にリリースされていた19.02に続いて、Azure Sphere 19.03のパブリック プレビューがリリースされました。
 
 それでは、また来週。
 
文● 佐藤直生 編集 ● 羽野/TECH.ASCII.jp

最終更新:4/17(水) 13:22
アスキー

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