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“オールドタウン”に職住近接オフィス 神戸市、ニュータウン活性化狙う

4/17(水) 11:37配信

神戸新聞NEXT

 神戸市は2019年度、少子高齢化が進む須磨ニュータウン(同市須磨区)に職住近接オフィス「神戸名谷ワークラボ」(仮称)を開設する。閉園した幼稚園舎を活用し、民間業者が運営。子育てや介護などの事情から自宅近くで働きたいと考える人を呼び寄せ、“オールドタウン”化したまちの活性化につなげる。市によると、公民連携によるこうした取り組みは同様の事例は全国2例目、西日本では初という。(上杉順子)

 市営地下鉄名谷駅から1キロ超に立地。17年度末に閉園した旧名谷あおぞら幼稚園(同市須磨区菅の台4)を改修し、年内に開設する。

 市は「自宅近くで短時間勤務なら」と考える子育て中の母親や高齢者らの潜在的な労働需要を発掘し、ニュータウンの活性化を促そうと、職住近接オフィスを計画。公募で選ばれた人材派遣大手「パーソルテンプスタッフ」西日本サービス部(大阪市)に土地建物を貸し付け、事業委託する。

 同社はワークラボで受注業務を適性などに応じて割り振る「ジョブシェアセンター」を運営。勤務希望者は派遣登録してデータ入力や封入作業、コール業務に従事する。

 育児中の女性や高齢者、介護中の人、障害者ら多様な働き手を想定。全114席を午前・午後などの交代制で回す。1年目は50~60人、2年目以降は180~200人を雇用したい考え。同種の事業では国内最大規模になるという。

 市は約1億2千万円の予算を計上し、園舎を改修。カフェや家庭菜園、セミナー開催スペースも併設する予定という。担当者は「就業の場であると同時に、地域活性化の拠点にもしたい」とする。

最終更新:4/17(水) 12:08
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