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ガラシャゆかりの地の滝で開眼法要 京都・京丹後

4/17(水) 11:02配信

毎日新聞

 京都府京丹後市弥栄町味土野の「味土野(みどの)ガラシャ大滝」の展望所と遊歩道が完成し、展望所で16日、開眼法要が営まれた。市観光協会弥栄支部が整備を進めていたもので、近くには駐車場も設けて観光客誘致につなげたいという。

 大滝は標高約400メートルの山中にあり、地元では「味土野大滝」と呼ばれ、落差は50~60メートルある。住民によると、以前は滝つぼに大きなアマゴがたくさんおり、手づかみで捕っていた。木が生い茂る季節は府道から見えにくくなるため、弥栄支部が展望所を開設することになった。

 弥栄支部長の梅田肇さんによると、地元の野間連合区などと「麒麟(きりん)がくる京丹後プロジェクト推進協議会」をつくり、大滝を新しく「味土野ガラシャ大滝」と命名した。来年のNHKの大河ドラマが戦国武将・明智光秀の生涯を描く「麒麟がくる」と決まったためで、光秀の娘のガラシャが本能寺の変の後に幽閉された味土野を観光資源として生かすことが狙いだ。

 梅田さんによると、ガラシャが幽閉された女城をはじめ、護衛の武士が詰めたとされる男城の案内板などの整備も進め、総事業費は約300万円。施設の維持、管理は推進協議会で行う。女城には府立宮津高建築科によるあずまやの建設も予定している。ただ、展望所に至る府道は狭く、急な坂が続くため、整備が課題となっている。

 この日の開眼法要には20人が参列。味土野出身の木下肇さん(93)は「山の奥に眠る古里が世に出してもらい、見違えるようになった」とあいさつした。【塩田敏夫】

最終更新:4/17(水) 13:51
毎日新聞

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