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ひきこもり、苦悩語る 当事者招き学習会 静岡

4/17(水) 8:05配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 KHJ全国ひきこもり家族会連合会静岡県支部「いっぷく会」は14日、ひきこもりの経験者を招いた学習会を静岡市葵区の番町市民活動センターで開いた。ひきこもり当事者らが発行する新聞で、ライターとして活動するカウンセラー滝本裕喜さん(38)=東京都=が、自身の経験を基に当事者が抱える苦悩や社会復帰の道のりを説明した。

 滝本さんは7年間自室にこもった理由について、大学受験の頃に悲観的な言葉を祖母に掛けられて殺意を感じるようになり、「人間関係を絶てば他人を傷つけない」と考えたことを語った。当初は息子を強制的に外へ出そうとしていた両親の態度が徐々に軟化したことを機に、「安心して自問自答ができるようになった」と自分自身を変える決意に至った経緯を振り返った。

 ひきこもり当事者への接し方をアサリの砂抜きに例えた滝本さんは、約50人の参加者に対し、「塩分濃度が同じでないと貝は開かない。相手が居心地のよい状態をつくれれば、本音で話せるようになる」と説明した。

静岡新聞社

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