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「労働者像」を返還 円卓会議で設置場所決定へ=韓国・釜山

4/17(水) 11:42配信

聯合ニュース

【釜山聯合ニュース】韓国・釜山市が日本総領事館近くの歩道に置かれていた強制徴用労働者を象徴する「労働者像」を強制撤去した問題で、市側と、像を設置した団体側は17日、像を団体側に返還する内容が盛り込まれた合意文書を発表した。

 合意文書によると、釜山市議会を推進機関とする「強制徴用労働者像建立のための釜山市民100人円卓会議」を設け、メーデーの5月1日前までに会議で決めた場所に像を設置することにした。

 合意文書を発表した金在河(キム・ジェハ)全国民主労働組合総連盟(民主労総)釜山本部長は「民族の自尊心を守ることでは、官民は一緒だ」と評価。呉巨敦(オ・ゴドン)釜山市長は「歴史の真実を明らかにし、痛みを分かち合って癒やすという労働者像の建立の趣旨に共感する意思を示してきたが、行政機関としての手続き上の問題で不可避な措置を取らざるを得なかった」と説明。「労働者像の建立のため募金し、心を一つにした市民、労働者に心配をかけたことを謝罪する」として、「円卓会議の結果を尊重する」との意向を示した。

 釜山市は今月12日、行政代執行により労働者像を撤去し、同市内の「国立日帝強制動員歴史館」に移した。

 団体側は昨年5月1日、日本総領事館前への設置を目指したが、警察に阻止されるなどして実現しなかった。設置場所が見つからず、近くの歩道に臨時設置していた。

 団体側は12日の強制撤去に抗議し、釜山市庁舎のロビーで座り込みを続けてきた。

最終更新:4/17(水) 15:08
聯合ニュース

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