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書を通し文化振興、「興静会」発足 森出身・杭迫さんの思いくみ

4/17(水) 8:22配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 書道を通じた文化振興を目指す団体「興静会」(会長・打田文博小国神社宮司)が15日、発足した。森町出身で日本を代表する書家・杭迫(くいせこ)柏樹さん(84)の古里への思いをくみ、静岡県内外の有志約60人が会員となって設立。杭迫さんは「書家として修行の時代、活躍の時代を経て、恩返しの時代に入ったと感じている。書を通して郷里の文化発展に寄与したい」と語る。

 杭迫さんの強い意志に応えようと、会員が昨年10月から準備を進めてきた。今後、県内の公共施設への書道作品奉納や寄贈、書道展開催、揮毫(きごう)機会の創出、書道に関するシンポジウムや講演会の開催などを企画する。名誉顧問に川勝平太知事が就き、事務局は同神社内に設置した。

 同神社で15日に行われた発会式には杭迫さんのほか、地元の政治、商工関係者ら約50人が出席した。会長の打田宮司は「書を通じた文化交流を進め、会をより大きく発展させていきたい」とあいさつした。

 杭迫さんは発足を記念して席上揮毫を披露。新元号の「令和」の文字を、縦180センチ、横90センチの紙に力強い筆遣いでしたためた。

 「会名は字の通り『静岡を興す』という意味が込められている。書を通じて社会貢献できるのは書家としての本望」と喜びを語った。

静岡新聞社

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