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成り手不足から選挙戦に=兼業条例などで関心-高知県大川村議選

4/17(水) 7:14配信

時事通信

 人口約400人の高知県大川村で16日、村議選(定数6、21日投開票)が告示され、現職4人、新人3人の計7人が立候補を届け出た。

 議員の成り手不足を懸念した村は、議会に代わり住民が議案を直接審議する「村総会」設置の可否を一時検討。4月には議員が兼業できる範囲を明確にした条例を施行した。こうした取り組みが村民の議会への関心を高めたとみられ、無投票だった前回から一転、8年ぶりの選挙戦となった。

 条例は議員と他の仕事を掛け持ちしたい人が立候補しやすいよう、議員の兼業制限に該当しない村内の公益的な法人を村長が毎年度公表すると規定。村は4月、兼業できる3法人を明らかにした。

 新人の男性候補(71)は、兼業できない団体の幹部を辞任した一方、兼業可能な法人については役職に就いたまま出馬。「両方とも続けたかったが、条例で兼業範囲の白黒がついたため、立候補する環境がはっきりと整った」と話した。

 現職の男性候補(66)は、新人らを「勇気を持って出てきてくれて感謝だ」と歓迎した。

 和田知士村長は16日、村役場で「村と議会の取り組みに村民が関心を寄せてくれ、7人も立候補してくれたことは頼もしい。一過性のものにならないきっかけに今回の村議選がなればいい」と語り、成り手不足の解消に期待を寄せた。 

最終更新:4/17(水) 7:26
時事通信

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