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【平成21~26年】武豊時代の次を支えた地方出身ジョッキーたち

4/17(水) 17:10配信

日刊ゲンダイDIGITAL

【平成競馬の裏と表】平成21~26年

 武豊が全国リーディングトップだったのは平成20年が最後。以降は猫の目のように替わっていく。

 武豊を引きずり降ろしたのは内田。21年のことだ。

 前年にJRAへ移籍を果たして、18年の岩田に次いで2人目となる「地方競馬からの移籍後、初騎乗で初勝利」を記録。その年は123勝を挙げて関東トップに立ち、わずか2年目でJRAの頂点に立った。

 22年は内田を抑えて、横山典が120勝で全国リーディングに。23年は133勝の福永、24年は浜中、25年は福永でともに131勝。そして、26年は移籍2年目の戸崎が146勝でトップに輝いた。

 横山典、福永、浜中が勝ち星を稼いだ年もあった。とはいえ、全体的には「武豊の後は地方出身ジョッキーが活躍した時代」といえる。

 内田は21年初ッパナのGⅠフェブラリーSを6番人気サクセスブロッケンで差し切り。22年にはエイシンフラッシュでダービージョッキーの称号を手にした。その後もゴールドシップやヴィルシーナで多くのGⅠを制している。

 戸崎はまだ大井所属だった23年にリアルインパクトで安田記念勝ち。これは9番人気、しかも3歳馬の勝利ということで、非常にインパクトが大きかった。

 だが、全国トップこそなくても、最も目立っていたのは岩田康だ。

 今回取り上げる21~26年の6年間でGⅠを16勝も積み重ねた。オルフェーヴル、カレンチャン、ドリームジャーニーなどで2位の池添でも11勝。大舞台では完全に他を圧していた。

 16年の菊花賞を8番人気デルタブルースで押し切り、史上初となる地方競馬所属騎手によるクラシック制覇を成し遂げ、移籍した18年はそのデルタブルースで豪州のメルボルンCへ。初の海外遠征でGⅠ制覇を果たす快挙も。

 さらに、24年のダービーではディープブリランテで残り1F先頭から鼻差しのぎ切った。同年、翌25年とロードカナロアで香港スプリントを連覇。ド派手なガッツポーズは現地メディアをも驚かせた。

 しかし、28年以降は地方出身騎手によるGⅠ制覇は激減。戸崎が2勝、岩田康、内田が1勝ずつである。そう、27年3月にあの2人がJRA入りしたからだ。

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