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アーモンドアイ凱旋門賞登録見送りで日英女王対決が消滅

4/17(水) 17:23配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 発表された瞬間、ネットがざわついた。

 先日、ドバイターフを制したアーモンドアイ。この秋は凱旋門賞を目指すと思われていたが、17日(水)にシルクレーシングの米本昌史代表取締役から、「一次登録を見送る」との発表があった。事実上の回避決定である。

 その理由はドバイ遠征を精査した結果、凱旋門賞への挑戦は取り巻く諸条件、そして初めての環境と全てがタフな条件となり、環境適応力、馬への負荷、レース後のケア環境、長距離輸送などから「ベストのレース選択ではない」との結論に達したからだという。

 確かに一戦一戦を全力で走るタイプのアーモンドアイにとっては、前哨戦の選択を含めて、出走に慎重になる必要がある。

 ドバイは日本より少し時計がかかる程度の芝で、さほど前哨戦を使う必要はなかった。だが、タフなヨーロッパだとそうもいかない。慣れが必要だからだ。

 これまで凱旋門賞で②着した日本馬は全てフォワ賞、ニエル賞に出走するか、もしくはエルコンドルパサーのように長期遠征を行うかのいずれか。

 それらと同じ日に牝馬限定のヴェルメイユ賞もあるが、中2週のローテーションはいかにもアーモンドに不適だ。

 というのも、一生懸命に走るあまり、秋華賞やドバイターフのレース後は熱中症のような症状を見せており、もろもろの事情を考慮した結果、「登録を見送る」という苦渋の決断となったようだ。

 これにより、欧州最強牝馬で、凱旋門賞3連覇を目指していたエネイブルとの直接対決も消滅。管理するゴステン師もアーモンドアイをライバル視しており、「すごくウェット(湿った)なロンシャンを希望しています。なぜならば、アーモンドアイは速い馬場ならうまくいくだろうけど、ソフトな馬場ではどうなるかわからない」とのコメントを前日に出していたばかりだった。

 登録見送りの報を受けて、早速、海外のブックメーカーも反応。ウィリアムヒル社ではエネイブルが5倍で1番人気。アーモンドアイの名前が消え、日本馬ではサートゥルナーリアが21倍、キセキ、ブラストワンピースが34倍となっている。

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