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ソフト上野の1球で開幕!東京五輪日程発表 宇津木監督463日前の“予告先発”

4/17(水) 8:30配信

デイリースポーツ

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は16日、都内で会見し、参加が未決定のボクシングを除く五輪32競技326種目の詳細スケジュールを発表した。開会式2日前の7月22日午前9時に福島県あづま球場で行われるソフトボールで競技が開始。開幕戦は日本の試合となるよう調整されており、08年北京五輪の金メダルから12年、同日が38歳の誕生日となるエース上野由岐子(36)=ビックカメラ高崎=の1球から、夢の祭典がスタートする可能性が高まった。この日程をもとに、18日には公式チケット販売サイトがプレオープンし、5月以降抽選申し込み受け付けが開始される。

【写真】「東京2020オフィシャルショップ」オープン記念イベントに参加したソフトボール・上野選手

 08年北京の地で、日本中を熱狂させた計681球に及ぶ魂のピッチングから12年。日本で56年ぶりの開催となる夏の祭典は、“鉄腕”から繰り出される一球から始まることが有力となった。

 東京五輪の“オープニングゲーム”を任されることになったソフトボール。開幕戦は日本の試合となることが確実で、“ホーム”の日本は初戦は後攻となる可能性が高い。会見に出席した宇津木麗華監督は、463日後の先発について「7月22日は上野の誕生日なんです。この間も本人と話をした。何年か前の世界選手権でも誕生日の日に決勝があって、私は何もプレゼントをあげられないから、自分自身でお祝いしたらと言った。その時は優勝しましたよ」と笑いながら、事実上の“予告先発”をした。

 大きな使命を背負っての戦いになる。開幕戦は、東日本大震災の被災地である福島あづま球場で開催。“復興五輪”がテーマの1つとなる中で、東北から日本選手団を勢いづける役割がある。また、世界中の注目が集まる中、野球とともに24年パリ五輪では再び競技から除外されることが濃厚となっており、再び採用されるためにもアピールは欠かせない。宇津木監督は「日本代表の先頭に立って、東日本大震災の被災地からいいスタートを切れるようにしたい。勇気を与えるようなプレー、そしてソフトボールのアピールをして、しっかり勝てるようにしていきたい」と、“必勝”を誓った。

 またソフトボールと同じく08年北京五輪以来の五輪となる野球も、7月29日の福島での開幕戦が日本戦となる見込み。稲葉監督率いる侍ジャパンが、84年ロサンゼルス五輪以来の金メダルに挑む。

 ソフトボールは7月28日、野球は8月8日が決勝(ともに横浜スタジアム)。被災地の思いと競技の未来を担い、“黄金の夢”を掴みにいく。

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