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米シンクタンクCSIS、「寧辺で特殊な鉄道車両確認、放射性物質運搬用の可能性」

4/17(水) 15:11配信

中央日報日本語版

北朝鮮の寧辺(ヨンビョン)核施設で放射性物質移動用に使われる可能性のある特殊な鉄道車両を確認したと米国のシンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」の北朝鮮専門ウェブサイト「分断を越えて(Beyond Parallel)」が16日(現地時間)に明らかにした。

CSISは12日、商業人工衛星が撮影した寧辺の写真を分析した結果、寧辺核研究施設のウラン濃縮施設と放射化学実験室の近隣に5台の特殊な鉄道車両が存在すると報じた。これらの鉄道車両はいずれも10メートル以上で、一部は大きなコンテナを積んでいた。また、一部は青色に塗られていた。

CSISによると、これと同様の特殊な鉄道車両が以前寧辺の鉄道輸送を担っていた方江(プンガン)駅や放射化学実験室の荷役所などの場所でも発見された。放射性物質の移動や再処理活動に使われた可能性があるという意味だ。

また、CSISは寧辺核施設の研究用IRT原子炉近くに大型建設用クレーンのように見える物体を捉えた。建設用クレーンを設置した理由については結論を出すことができないというのがCSISの説明だ。5MW原子炉と実験用軽水炉(ELWR)周辺で数台の車両が目撃されたが、これも該当原子炉が稼動しているという証拠ではないとCSISは伝えた。

近隣の九龍江(クリョンガン)ダムの状況については春を迎え雪が溶けて雨水が流入し、九龍江が高い水位を維持し、いくつかの地点では土砂ダムが氾濫しているとCSISは説明した。

CSISは「この状態が続けばダムの主要部分を急速に侵食しかねない重大な亀裂を引き起こすおそれがあり、これは原子炉が利用できる冷却水の量を相当減少させる可能性がある」と指摘した。冷却水を引いてくる水路は一部区間も砂で詰まっている状態だという。

米国の他のシンクタンク「スティムソン・センター」のジェニー・タウン研究員はロイター通信のインタビューで「もし再処理が進行中ならばこれは重大な展開(significant development)となるだろう」と話した。タウン研究員は「北朝鮮と寧辺に関する合意がなかったため、もし北朝鮮がが2月のハノイ米朝首脳会談後にそれほど早く何かを始めたとすればこれは興味深い時期選択になるだろう」と付け加えた。

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