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安重根裁判記録など日本で購入し三・一運動100周年を機に寄贈した家族

4/17(水) 17:17配信

中央日報日本語版

息子の歴史教育のために収集した近代史の資料を国家に寄贈した家族がいる。これらの資料は日本のオンライン競売市場で購入したという。大田(テジョン)で建築業に従事するチョ・ギュテさん〔58、中区太平洞(チュング・テピョンドン)〕と息子のミンギ君(14、大田クルコッ中学校2年生)家族だ。

ミンギ君はことし2月、「三・一運動100周年を迎え、お父さんが収集して保管していた独立活動家の書など近代史の資料を国家に寄贈したい」という内容の手紙とともに「安重根(アン・ジュングン)事件公判速記録」1部などの資料を青瓦台(チョンワデ、大統領府)に送った。

韓国文化財庁の鑑定結果、チョさん家族が寄贈した資料は日帝強制占領期と韓国近現代史で重要な歴史的人物に関する資料として価値があると評価された。

同資料は「安重根事件公判速記録」1通(1910年、明治43年3月28日刊行)、「伊藤博文紀念葉書」2種(1909年、明治42年10月発行)、「権東鎮(クォン・ドンジン)行書掛け軸」1点などだ。「安重根事件公判速記録」には裁判担当判事と検事の氏名、安重根義士と裁判に関った人物の写真などが出ている。青瓦台は寄贈品4点を忠清南道天安(チュンチョンナムド・チョナン)の独立記念館に送った。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は8日、チョさんと夫人のファン・ソンミさん(48)、ミンギ君ら家族を青瓦台に招き歓談した。この席で文大統領は三・一運動100周年を迎える意義深い年に貴重な資料を寄贈した家族に感謝の気持ちを表した。

チョさん親子が寄贈した資料はチョさんが2015年から日本のオンライン競売市場で買い集めたものだ。「安重根事件公判速記録」は740万ウォン(現在のレートで約73万円)、葉書2枚は120万ウォン、掛け軸は100万ウォンで購入した。チョさんは「息子に歴史に意識を持ってほしいという思いから資料を購入した」と話した。チョさんは「当初、大田中区庁が建設予定の独立活動家通り〔中区仙花洞(ソンファドン)〕広報館に寄贈しようとしたが、広報館建設事業の進展がないため国家に提供した」と付け加えた。

チョさんは保管中の他の近代歴史資料を8月15日の光復節(解放記念日)に独立記念館や中区庁などに分けて寄贈する予定だ。チョさんが保管中の資料は義親王や独立活動家の呉世昌(オ・セチャン)氏、権東鎮氏、金嘉鎭(キム・ガジン)氏などの書の掛け軸だ。これらの資料もオンライン競売市場でそれぞれ100万ウォン~150万ウォンずつ支払って確保した。

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