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麻生氏、米財務長官と会談調整 「為替」議論の可能性

4/17(水) 20:05配信

毎日新聞

 麻生太郎副総理兼財務相は17日、日米首脳会談のため今月下旬に訪米する安倍晋三首相に同行し、ムニューシン米財務長官と会談を行う調整に入った。為替について議論する可能性がある。

 ムニューシン氏は、日米貿易交渉に先立ち、意図的な通貨安誘導を禁じる「為替条項」の導入を求める意向を示していた。日本側は、為替については貿易交渉と切り離し財務相間での議論に委ねるべきだとしてきた。そのため、財務相同士の会談で米側が為替について提起すれば、議論に応じざるを得なくなるとみられる。

 為替条項が仮に導入された場合、景気回復を支える日銀の金融政策がやり玉にあげられたり、急激な円高になった場合の為替介入にクレームを付けられたりしかねないため、日本は反対している。

 ただ、反対するだけでは米側が態度を硬化させる恐れもある。為替を巡っては、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)で、法的拘束力を持たないよう協定本体とは別の文書に為替に関する条項を盛り込んだ例がある。政府内には「TPPと同様なら問題ない」との声もあり、為替条項の導入が不可避の場合は、TPPの例を参考に政策の手足を縛られないよう調整したい考えだ。【大久保渉、井出晋平】

最終更新:4/17(水) 23:08
毎日新聞

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