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巨人・原監督 まだある隠し玉二塁手

4/17(水) 16:45配信

東スポWeb

 原采配がズバリだ。巨人が16日の広島戦(鹿児島)に8―2で快勝し、連敗を止めた。開幕から1番を務めた正二塁手の吉川尚輝内野手(24)が腰痛で離脱する緊急事態に、代役として「7番・二塁」で先発起用された山本泰寛内野手(25)が打って走って貢献した。だが、原辰徳監督(60)は山本以外の“隠し玉”を二塁で起用するプランも温めているという。

 代役が見事な形で期待に応えた。この日昇格し、今季初めてスタメン起用された山本は4―2の6回先頭で2安打目となる右前打を放つと、暴投に乗じて一気に三塁を陥れる好走塁を披露。さらに小林の振り逃げの間に本塁へ生還し、足で貴重な5点目を奪った。

 今季3勝目を飾った先発・山口とともにプロ初のお立ち台に立った山本は「この日のためにやってきました。流れを変えられるように試合に臨みました」と満面の笑み。原監督も「守備も非常に堅実。バッティングも結果が出ましたしね」と大絶賛だ。

 リードオフマン・吉川尚の離脱に伴い、指揮官はそれまで2、3番だった坂本勇と丸を1、2番で起用するなど打線にメスを入れた。特に走攻守すべての面において山本が期待以上の働きを見せたとあって、その目尻は下がりっ放しだったが、それだけで満足しないのが“原流”だ。山本に加え、新助っ人のクリスチャン・ビヤヌエバ内野手(27)を二塁手として本格起用する構想も着々と準備している。

 この日は来日初の3番で起用され、2回に2点二塁打を放つなど開幕当初の不調がウソのように好調をキープ。今のところは三塁手が本職だが、今季1試合だけ6日のDeNA戦(横浜)で8回から二塁守備に就いた。その際はファンブルする場面もあったが、首脳陣は現在も“有事”に備えて新助っ人に二塁の守備練習をさせている。

 元木内野守備兼打撃コーチはビヤヌエバの守備について「(三塁も二塁も)両方できる」とした上で「もちろん(吉川)尚輝に比べれば動きとかは全然だけど…。向こう(メジャー)でもやっていたからね。グラブさばきはいいよ。器用だよ。慣れていけば(対応できる)」と二塁守備も問題なしとの見解を示した。

 ビヤヌエバも二塁守備については「米国でもやっていたし、何の違和感もない」と言い切る。この新助っ人が二塁に就くオプションが出来上がれば、三塁に中島、田中俊らを先発起用するなどバリエーションも増える。昨季まではマギーに二塁を守らせる「超攻撃型布陣」が話題となったが、破壊力はそれ以上かもしれない。

 さまざまなケースを想定し「三の矢」まで準備しておくのが原監督の真骨頂。V奪回に向け、その考えは不変だ。

最終更新:4/17(水) 16:45
東スポWeb

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