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中国減速リスクにらみ オセアニアに販路拡大 日本ペイント

4/17(水) 20:15配信

毎日新聞

 日本ペイントホールディングス(HD)は17日、オーストラリア塗料最大手デュラックス・グループを約3000億円で買収すると発表した。同社は中国を中心としたアジアで海外事業を強化してきたが、オセアニアにも販路を拡大する。大阪市内で記者会見した田堂哲志社長は「収益力を強化できる」と自信を見せた。

 8月に全株式を取得する。買収資金は借入金で賄う。

 国内市場が伸び悩む中、日本ペイントHDは海外企業の合併・買収(M&A)を積極化している。2018年12月期の連結売上高6277億円のうち、中国は42%を占め、中国減速のリスクを考えると「少しバランスが悪い」(田堂氏)ため、その他の買収先を模索していた。見いだしたのがほぼ未開拓の豪州やニュージーランドの同グループだったという。

 豪州は安定した人口増加が続き、今後も経済成長を見込む。同グループは塗料以外にも住宅・商業施設の建築部材や接着剤など、日本ペイントHDにない商品も幅広く取り扱う。田堂氏は「シナジー(相乗効果)を出したい」と述べた。【釣田祐喜】

最終更新:4/17(水) 20:15
毎日新聞

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