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両陛下、最後の地方訪問 伊勢神宮参拝で三重県入り 退位儀式の一環

4/17(水) 20:24配信

毎日新聞

 天皇、皇后両陛下は17日、退位の儀式の一環として伊勢神宮を参拝するため、三重県伊勢市に到着された。駅や沿道には雨にもかかわらず、計約1万4500人が詰め掛け、両陛下は手を振り続けた。

 伊勢神宮に到着した両陛下は、長女で神宮祭主を務める黒田清子さんからあいさつを受けた後、内宮にある宿泊施設に入った。18日に外宮と内宮で退位を報告する儀式「神宮に親謁の儀」に臨み、19日に帰京する。

 今回の訪問は両陛下にとって最後の地方訪問となる。午後4時50分過ぎに近鉄宇治山田駅で車に乗り換えると、市民らからの「お疲れさまでした」といった歓声に包まれた。

 16日から同市を訪れていた兵庫県明石市の会社員、中沢範明さん(63)と妻江理子さん(51)は、17日午前9時半ごろから1枚の毛布を2人でかぶりながら駅前広場で両陛下の到着を待っていたという。中沢さんは「平成は大きな災害が相次いだ。被災地を訪れて寄り添ってくれた両陛下に感謝の気持ちを伝えたい」と語り、江理子さんも「退位後も時々はお二人の元気な顔を見たい」と話していた。

 内宮までの約5・5キロの沿道にも大勢の人々が詰め掛け、両陛下は車の窓を開けて応えた。宮内庁によると、両陛下は同駅に名古屋駅から向かう近鉄車内でも、立ちながら左右の窓に分かれて線路沿いで待っている人たちに手を振っていたという。【稲垣衆史、谷口豪】

最終更新:4/17(水) 21:42
毎日新聞

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